この記事を読んだ際、「いやいやLVMHが間接的に出資って、もちろん買収が視野に入っていますよ」と思いました。
「モンクレールの筆頭株主であるレモ・ルッフィーニ(Remo Ruffini)会長兼CEOの立場をさらに強化」とあり、このダブルR、つまりルッフィーニ会長の投資会社が筆頭なのは納得なのですが、現在シェアが16.9%。なるほど。確かにこれは心配です。ちなみにLVMHはアルノー家(クリスチャン ディオールSEを含む)が株式資本の49.0%と議決権の64.8%を保有。盤石です。
今回はそのダブルRにLVMHが投資するので、「間接的」です。この投資によって、ダブルRのシェアが増えれば、それだけルッフィーニ会長の発言権が増し、敵対的買収などのハードルも上がります。その資金的お手伝いをLVMHがしたということです。
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