ファッション

ライトオンが最終赤字53億円に下方修正 19年8月期、値引きで採算悪化

 ライトオンは28日、2019年8月期連結業績の純損益が53億円の赤字(前期は4億5700万円の黒字)になりそうだと発表した。2月に16億円の赤字へと下方修正していたが、赤字幅がさらに拡大する。山場であるゴールデンウイーク商戦が振るわず、3〜5月期の既存店売上高は前年同期比2.8%減。前年からの持ち越し商品を含めて、夏のバーゲン計画の見直しを余儀なくされ、粗利益率が悪化する。

 修正後の予想は、売上高が745億円(従来予想は770億円)、営業損益が26億円の赤字(同1億円の黒字)。粗利益率の悪化に伴い、特別損失を計上する。従来は10円を予想していた期末配当を無配にし、年間配当は前期比10円減の10円の見通しとなる。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

アウトレット特集  急拡大するショッピングリゾートの最前線を追う

アウトレットモールが日本に登場して約30年。消費者にとってはブランドをお得な価格で買える場所として浸透し、ブランド側にとっても集客力のある重要な販路として定着しています。有力アウトレットモールは観光動線上にあり、「ショッピングリゾート」としての発展が目覚ましい昨今。最前線を追いました。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。