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「ナイキ」が“テック パック”をデータに基づき改良 都市生活者の活動を徹底研究

 「ナイキ(NIKE)」は、スポーツとオフスタイルを融合した“テック パック(TECK PACK)”コレクションの新作を、12月21日に「ナイキ」の公式アプリによりヨーロッパで限定発売する。日本では2019年1月5日に「ナイキ プラス」メンバーに先行発売し、12日から公式サイトおよび一部の「ナイキ」販売店で取り扱う。

 今回のコレクションは、「データに基づいてデザインする」という同ブランドの戦略が生かされている。カート・パーカー(Kurt Parker)=ナイキ アパレルデザイン担当バイス・プレジデントは、「顧客が“テック パック”コレクションをどのように使っているのか、初めてじっくりと調査した。当社は、アスリートやトレーニングに熱心な顧客に関する調査には多大な時間を費やしてきており、彼らのことは熟知している。都市生活者に対しても、そうしたデータ優先の手法を取り入れたらいいのではと考えた」と語る。「国際的なデザインチームを組んだところ、都市部に住む人々は世界中で同じように暮らしていることがわかった。上海の子どもは、ロンドンやアメリカの都市部に住む子どもとほとんど変わらない毎日を送っている」。

 発売されるアイテムは、人気の“ウィンドランナー(Windrunner)“の他、トレーニングタイツ、フーディー、Tシャツ、ショーツなど。また、より通気性が高くて体温調節機能に優れた画期的なニット素材を使用しているため、環境が管理された室内から屋外まで、そして朝から夜までと、多様なシーンで使えることが特徴だ。価格は税込6480円からとなっている。

 パーカー=バイス・プレジデントは、「人々の日常的な活動時間をおよそ12~14時間と設定した。都市部ではジムでランニングやワークアウトをする人が多いので、トレーニングウエアとしてしっかり使え、そのままストリートでも着られる製品を作りたかった」と述べた。スポーツウエアとスタイルの両立を実現するため、同社のランニング、トレーニング、そしてテックパック部門から人材を集めてデザインチームが作られたという。

 また今回のコレクションは、スポーツブラやスカートなど、女性向けの製品をさらに充実させている。パーカー=バイス・プレジデントは、「レギンスだけで街を歩くのに抵抗がある女性たちと話し、スカートのシルエットや機能性をアップデートした。重ね着ができるので運動の前後で完全に着替える必要はないし、スカートのポケットに携帯電話や鍵を入れて移動することができる。朝から晩まで、シーンを選ばずに着てもらえるコレクションだと思う」と締めくくった。