
「ナイキ(NIKE)」は9月5日、ランニングの歴史に現代のパフォーマンスを融合したランニング パックを発売する。「ナイキ」直営店および公式オンラインストア、「ナイキ」一部取り扱い店で販売する。また、8月30日〜9月23日の期間にオープンするユニオン トーキョーとのポップアップストア“ユニオン ランニング デプト バイ ナイキ”で先行販売を行う。
東京で開催される陸上競技大会に先駆けて登場する「ナイキ」ランニングの歴史にインスピレーションを得た同コレクションは、その歴史を再考するため、アーカイブ部門に保管されている資料から視覚的なヒントを得て制作し、シューズとアパレルを用意する。
アーカイブに着想を得たランニングシューズ4型
シューズのラインアップは、大胆なスピードを生み出す“ヴェイパーフライ 4”(3万800円)や“アルファフライ 3”(4万480円)、日常のランに適した“ペガサス 41”(1万7930円)、“ボメロ 18”(1万7930円)のクラシックな「ナイキ」フットウエアのオリジナルカラーを参考にした「ナイキ」草創期のパフォーマンス用ランニングシューズを彷ふつとさせる4型を用意する。
コレクションに含まれる“ヴェイパーフライ 4”は、1976年にモントリオールで行われた世界大会を前に活躍したランナー、スティーブ・プリフォンテーン(Steve Prefontaine)に着想を得て生まれたデザインで“プリ・モントリオール”の精神を形にした。また、“アルファライ 3”は、“プリ・モントリオール”の2年後に発売された、スエードとナイロンを使用したレーシングシューズ“ナイキ スティング”にインスピレーションを得た。“ペガサス 41”は、後にソールが「ナイキ」のレーシングシューズのスタンダードとなった“ワッフル レーサー”のデザインを、“ボメロ 18”は、「ナイキ」の長距離練習用シューズの先駆けである“LD-1000”をベースにした。
登場するモデルはそれぞれ、1970年代のオリジナルデザインをもとに現代的な解釈を加え、“ヴェイパーフライ 4”と“アルファライ 3”、“ペガサス 41”には、特殊なプリント手法を用いてスウッシュなどのデザインディテールを直接アッパーに施した。