ファッション

「H&M」が安室奈美恵を日本発アジア企画に起用 社長からの“ラブレター”を公開

 「H&M」は、今年9月に引退を控える安室奈美恵をゴールデンウイークのキャンペーン・アンバサダーに起用することを発表した。同時に、H&Mジャパンのルーカス・セイファート(Lucas Seifert)社長が安室に送った手紙の全文を4月10日の新聞朝刊に掲載している。

 ダイバーシティーや女性のエンパワーメントに積極的に取り組んでいる「H&M」は、安室を「日本、そしてアジアの女性のファッション・アイコンであり、ロールモデル」と表現。日本発アジアへ発信する企画として、「ナミエ アムロ × H&M(Namie Amuro x H&M)」を4月25日から全国の「H&M」店舗とオンラインで販売する。

 コレクションは、フェミニンで洗練されたシルエットをベースに、清涼感のあるテーラリングや青空を連想させるデザインを中心に構成。注目の柄はストライプとフローラル、キーカラーはスカイブルーだ。価格帯はトップスが1299円、ボトムスが1299~5999円、ワンピースが2999~3999円、ジャケットが7499円など。キャンペーン画像やポートレート写真などは順次公開を予定する。

 公開したレターは以下の通り。

親愛なる安室 奈美恵 様

この度、H&Mジャパンの全スタッフを代表して、安室様にコラボレーションについてご提案する機会を頂きまして、心から光栄に思います。
(ここからは敬意を込めつつ、安室さんと書かせて頂くことをお許しください。)

多くの日本人がそうであるように、H&M のスタッフも、安室さんの音楽や価値観の影響を多大に受けています。
日本が誇るスーパースターとしてだけではなく、幅広い世代の女性のロールモデルとして活躍される安室さんに、私たちは魅了されてきました。数多くの女性が、自立、エンパワーメント、そして自己実現に向かって邁進している今日において、自分を高め、新しい自分を開拓すること、
また多くの夢は不可能ではないということを自らの生き方で示されてきた安室さんは、まさに輝く星のような存在です。

H&Mは世界中のお客様にインスピレーションを与え、応援することを大事にしています。ファッションは自分を自由に表現することができる方法の一つです。
私たちは、どんな人も手の届きやすい価格で、自分自身のスタイルを探求できるようにしたいと考えています。

H&M は世界中の多くの著名人とコラボレーションをしてきました。
溢れるクリエイティビティと優れたパーソナリティで、特別な存在感を放つ彼らのメッセージをアイコニックな広告キャンペーンを通して、世界に発信してきました。
その中で、このたび私たちは日本発の、アジア向けに発信するキャンペーンを行う機会を得ました。
そこにもし安室さんが出演していただけたなら、私たちにとっては、大変光栄なことです。

ロールモデルやファッション・アイコンとしての安室さんを支持するだけではなく、安室さんから多くのインスピレーションを受け取っているファンの方々やお客様に、歴史に残るようなキャンペーンをともにお届けできるよう、心より願っております。

心をこめて。
代表取締役社長 ルーカス・セイファート

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