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アディダスジャパン副社長がランニング部門の戦略を発表 バス型ランステもお披露目

 アディダスジャパンは2月14日、ランニング部門の戦略発表会を開催した。トーマス・サイラー(Thomas Sailer)=アディダス ジャパン副社長は、2018年の4つの戦略として商品、女性、東京、コミュニティーを掲げた。

 まず商品については、従来のランナーのレベルに基づいた製品開発から、ランナーの走るモチベーションに沿った開発にシフトする。世界中のランナーとの対話で、4つのモチベーション、“FAST(目標があるから。今までの自分を超えたいから)”“CONFIDENCE(ポジティブ。前向きになれるから。元気になるから。活力をくれるから)”“ALIVE(生き生きとした。活動的な自分でいたい)”“EDGE(他のスポーツで活躍したいから。ベースになる基礎体力をつけたいから)”があることが分かったという。例えばスピードを極めたいランナーには“adidas adizero Sub2”、他種の競技に取り組むアスリートの練習用として“alpha bounce”などが挙げられる。サイラー副社長は、製品開発の重要な要素の1つとして神戸・長田のシューズ開発施設「アディダス フットウェアラボ(adidas footwear lab)」に言及し、同ラボの大森敏明ディレクターのサポートによって、日本人選手に最高の商品・サービスを提供できると話した。

 女性マーケットの拡大に対しては、キャンペーンや女性専用プロダクトも用意する。また、オリンピックイヤーである2020年に向けて、同社にとって重要なマーケットである東京でのランニングカルチャーの創出に力を入れる。15日にリニューアルする「アディダス ランベース(adidas RUNBASE)」は、コミュニティー強化の一翼を担う。ヨガ・トレーニングの他、外国人や英語を身に付けたい人向けのランニングセッション、栄養学の座学プログラムなど総合的なランニング体験を提供する。コールドプレスジュース専門店「サンシャインジュース」と協働し、フードやドリンクも用意。14日に披露された可動式ランニングステーション「アディダス モバイル ランベース(adidas Mobile RUNBASE)」では、新商品の試し履きの他、コーチングやセッションを受けることもできる。同ステーションはバスの車内に着替えスペースや手荷物預かりスペースが設置されたもので、土日祝日の、隅田川や駒沢公園などでのランニングセッション時に派遣する予定だ。