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「バレンシアガ」が百貨店で大幅伸長 百貨店若返りの起爆剤になるか

 百貨店のインターナショナル売り場で、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」が大幅に伸長している。伊勢丹新宿本店は前年同期比55%増(7~12月)だった。売り上げの4割程度を占めるウエアも好調だ。

 デムナ・ヴァザリア(Demna Gvasalia)がアーティスティック・ディレクターに就任して3シーズンが経ち、ファッション・コンシャスな顧客だけではなく「マスの認知度が上がった。新客にはロゴ入りアイテムが特に人気。ウィメンズ売り場に男性が入ってくる現象も起きている。売り場全体を見ても若年層が増え、次につながるシーズンだった」と、橋爪紀之=特選・宝飾時計統括部 特選商品部部長は述べる。

 松屋銀座は全アイテム総じて良く、同73%増(7~12月)だった。アウターが好調でウエア全体で同111%増、その他、ロゴをのせたバッグやスニーカー、三つ折り財布の“ミニ ウォレット”が人気を集めた。「ウエアは、デムナになってから単価が下がったことも好調の理由」と藤岡恒夫・婦人一課MD課兼婦人三部MD課担当課長は分析する。

 西武渋谷店は、17年9月15日にウィメンズとメンズのコンバインショップに改装して同67%増(9~12月)。松屋同様アウターの動きも良くまんべんなく売れた。特にメンズが2倍以上の高伸長だった。

 大丸松坂屋(全店)は同56%増(9~12月)だった。大丸神戸店のみウエアを扱うため、全店通しての売れ筋は“ミニ ウォレット”、ロゴ入りキャップ、スニーカーだった。

 高島屋(全店)は同53%増だった。際立って良かったのが関西地区の京都店と大阪店で、メンズを導入しコンバインショップに改装した高島屋京都店が2倍以上の高伸長。大阪店は同60%増。アイコンバッグ“バザール”や“ミニ ウォレット”、スニーカーがとにかく売れた。