サステナビリティ

「WWDJAPANサステナビリティ・サミット2024」全セッションのアーカイブ動画期間限定公開

「WWDJAPAN」は2024年12月13日に、「WWDJAPANサステナビリティ・サミット2024」を東京ポートシティ竹芝 ポートホールで開催した。本サミットはグローバルで最先端をキーワード2020年にスタートし、今年で5回目となる。ここでは全セッションの動画を期間限定(2025年1月31日から3月31日)で公開する。サステナビリティ×ファッションをさまざまな立場からリードする登壇者たちからは次々とキーワードが飛び出した。

ゴールドウイン渡辺社長へ19歳の活動家から質問
「環境問題にどれくらい本気ですか?」

・渡辺貴生/ゴールドウイン代表取締役社長
・福代美乃里/学生団体「やさしいせいふく」代表

ゴールドウインが支持集めている理由のひとつが人の心を捉える「デザイン」の力だ。その対象は、製品だけではなく地域創生など「社会」へと広がっている。イノベーションの力を借りてデザインの領域を広げているゴールドウインのデザインに対する考え方、その背景にあるサステナビリティの方針を紐解く。聞き手は高校 3 年生の活動家、福代美乃里。 「ファッションが好きだから、真実を知りたい」と言う彼女から飛び出す質問とは?


循環型、再生型への転換に向けた
日本の繊維産地の可能性をさぐる

・福田稔/A.T. カーニー シニアパートナー
・井上彩花/スズサン営業、各種プロジェクト担
・篠原由起/篠原テキスタイル代表取締役
・舟山瑛美/「フェティコ」デザイナー
・宮浦晋哉/糸編 代表取締役/キュレーター

日本の繊維産地の技と製品は海外から高い評価を受けながら、同時に後継者不足など深刻な課題を抱えて久しい。その繊維産地に新たなリーダーシップが誕生し始めている。このセッションでは産地に関わるリーダーやデザイナーが可能性と課題をディスカッションすることでその未来を照らす。目指すは一企業、一産地の枠を超えたつながりとそこから生み出すムーブメント。「循環型、再生型への転換」を理想像で終わらせず、実現するために今やるべきこととは?


Shift Cサイトおよびサステナブル経営のガイドツール
「グッドメジャーズ」

・山浦誉史/Shift Cブランド営業担当
・浦田庸子/Shift C編集長

UPDATERはこのほど、世界最大級のエシカル評価機関である豪グッドオンユー(Good On You)が開発した「グッドメジャーズ(Good Measures)」を、国内ファッションブランド向けに提供を開始した。これは世界で224ブランドが導入するサステナブル経営のためのガイドツール。評価はウェブサイト「シフトシー(Shift C)」内で掲載し、参加企業は専用サイトで自社のパフォーマンスを確認し、各項目に対応することで透明性の向上などが図れる。本セッションでは、その仕組みや参加企業のメリットについて紹介した。

また会場ではトークセッション以外にサステナビリティを体感する様々なコンテンツが用意された。豊田通商は、のサステナビリティ関連事業から代表プロジェクトを紹介。「プチバトー」は、製品の買い取り・回収プロジェクト「#プチバトン」の紹介や、「エスモード・東京校」と取り組んだアップサイクル企画を展示。「suzusan」は、We are bridge -をテーマに、継続と循環のある豊かな社会の創造を目指すスズサンの取り組みを紹介した。また「ネスプレッソ」のコーナーではセッションの合間に至福の一杯がふるまわれた。


バレンシアガのサステナビリティ戦略
世界基準の革新とは

・アニカ・モーア・ストーファルト/バレンシアガ グローバル・サステナビリティ・ディレクター
・ジェラルディン・ヴァレジョ/ケリング サステナビリティ プログラム ディレクター

「バレンシアガ」の担当者が日本では初めて、同ブランドのサステナビリティ戦略についてケリングのグローバル・サステナビリティ・ディレクターとともに語る。いわずとしれたサステナビリティ先進企業である両社が描く未来、乗り越えてきた課題、注目している革新素材や技術、そしてデムナ「バレンシアガ」クリエイティブ・ディレクター率いるデザインチームとの対話とは?など、ここでしか聞けない話を公開インタビュー形式で深堀りする。


「プチバトー」のサステナビリティの
ポリシーとモノづくりの背景

・ジャン=マルク・ギュメ/プチバトーCOO

フランスからジャン=マルク・ギュメ プチバトーCOOがオンラインで登壇し、サステナビリティのポリシーやモノづくりの背景を語った。さらに、欧州規制に対応するエコデザイン商品の具体的な方法などについて来場者にメッセージを送った。


ディーゼルのグレン・マーティンスと語る
時代を変える熱狂の生み出し

・グレン・マーティンス/「ディーゼル」クリエイティブ・ディレクター
・kemio /クリエイター、モデル

今、世界の若者たちが熱狂するブランド「ディーゼル」。9月にミラノで発表した2025年春夏コレクションでは、ランウエイに14トンもの廃棄デニムを敷き詰める圧巻の没入空間の中で、サステナビリティを追求したコレクションを披露しました。本セッションでは、現在「ディーゼル」を率いるグレン・マーティンス=クリエイティブ・ディレクターがゲストに登場。Z世代から絶大な支持を得るファッションアイコンkemioと一緒に、ファッションの未来について語ります。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025-26年秋冬メンズ・コレクション速報 世界に誇る日本のクリエイション

「WWDJAPAN」2月3日号は、2025-26年秋冬メンズ・コレクション速報です。イタリア・フィレンツェの合同展「ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO)」からミラノ、パリまで、3都市のメンズを速報で総括します。表紙と巻頭には、パリ・メンズ・ファッション・ウイークで存在感を示した日本人デザイナーたちが登場します。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。