ファッション
特集 販売員特集2023 第17回 / 全31回

「売らない店」ならではの体験価値を提供 大丸東京店「明日見世」宮下美幸さん

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PROFILE: 宮下美幸さん/大丸東京店「明日見世」アンバサダー

宮下美幸さん/大丸東京店「明日見世」アンバサダー
PROFILE: (みやした・みゆき)1989年7月生まれ、埼玉県出身。大学卒業後、ファッション雑貨ブランドで販売職を経験。2016年に大丸松坂屋百貨店へ転職し、紳士平場や食品売り場を経て、22年9月より「明日見世」アンバサダーに任命される

大丸東京店4階の婦人服フロアの一角にある「明日見世」は、2021年10月にオープンした“売らない店”だ。22年9月からアンバサダーとして店頭に立つ宮下美幸さんは「明日見世」に異動が命じられて最初は戸惑った。(この記事は「WWDJAPAN」2023年11月6日号から抜粋・加筆しています)

「売らない店ってどういうこと?と驚きましたし、持ち帰れる商品はないのにどうやって接客すればいいか分かりませんでした」

店頭にはアパレルから寝具、コスメ、アクセサリー、食品など、幅広いカテゴリーの約20前後のブランド・メーカーの商品が並ぶ。いわゆるD2Cブランドが多い。商品はオンラインでしか買えないため、ここで実物を確認し、気に入れば各ブースに掲示されているQRコードからオンラインサイトにアクセスし、購入する。

「お客さまの中にはネット通販に抵抗感がある、オンラインストアの使い方が分からないから買えないという方もいらっしゃいます。その場合は、店頭で購入までサポートもしています」

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