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特集 販売員特集2023 第9回 / 全31回

着物をもっと身近に感じてもらうための一工夫 「キモノ バイ ナデシコ」原宿店・吉川舞桜さん

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PROFILE: 吉川舞桜さん/「キモノ バイ ナデシコ」原宿店

吉川舞桜さん/「キモノ バイ ナデシコ」原宿店
PROFILE: (よしかわ・まお)2000年4月生まれ、大阪府出身。文化学園大学で服装社会学を専攻。そこで浮世絵や着物など和の文化に触れ、最近の着物と洋服やファッション雑貨をミックスした着こなしに憧れて、新卒で2023年4月より同店に勤務

インスタグラムを見ると、着物をカジュアルに楽しんでいる人たちがたくさんいる。「キモノ バイ ナデシコ(KIMONO by NADESHIKO)」原宿店の吉川舞桜さんもその一人。最近、休日に麻素材の黒い着物を着て、鎌倉散策を楽しんでいたら「カッコいい!」「クール!」と見ず知らずの外国人観光客から声を掛けられ、写真をたくさん撮られたという。(この記事は「WWDJAPAN」2023年11月6日号から抜粋・加筆しています)

学生時代は日本の伝統文化を専攻。就職先にやまとを選んだのもそんな縁だった。「日本の文化を残していくことをしたいと考えていたときに、『ナデシコ』が着物にシアー素材のタートルを合わせたり、帯にレザーベルトを合わせたり、オシャレで個性的な着物コーデを発信しているのを見て、ここで働きたいと思いました」

原宿店には着物に興味のある人だけでなく、原宿に遊びに来ていた若い世代、インバウンド客のほか、50〜60代の着物に慣れている方など、幅広い客層が来店する。

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