ファッション

売らない店「シーイン トーキョー」、静かなオープン 行列は100人

 グローバルSPAブランド「シーイン(SHEIN)」の常設のショールーミング店舗「シーイン トーキョー(SHEIN TOKYO)」が東京・原宿に本日13日、オープンした。11時の開店時にはテレビや新聞などの多くのメディアが詰めかける一方で、行列は約100人で用意していた整理券配布も行わなかった。当日には4000人が、翌日にも6000人が行列を作った大阪店とは対照的に静かなオープンとなった。関係者は「ショールーミング型ということが認知されたことが大きい。ゆっくり商品を見てほしい」という。

 「シーイン トーキョー」は店舗では販売せず、商品のQRコードを読み込んでECサイトやアプリを通じて販売するショールーミング型の店舗。裏原宿エリアのキャットストリート沿いに位置しており、1・2階の2フロアで店舗面積は201㎡。3つの試着室やフォトスポットを設置し、主力の婦人服のほか、紳士服、インテリア、ペット用品、子ども服、化粧品、アクセサリー、シューズ、バッグなど350アイテムを展示している。「シーイン」は現在、大阪でも来年1月27日までの長期間の期間限定店を開設し、オープン時には4000人が、翌日も6000人が並ぶなど話題を集めていた。

 横浜から来たという20代の女性は、「昨年夏ごろに知ってからは、月1〜2回ほどの頻度で買っている。すでに累計で30万円くらいは使っている。それまでは通販で買い物をしたことはなかったが、今では大半が『シーイン』になった」という。

 2012年にスタートした「シーイン」は、店舗を持たず、安さと圧倒的な商品力を武器に公式通販サイトやアプリなどを通して、中国の自社倉庫から世界中の顧客に直販することで急成長を続けてきた。2021年度の売上高は、中国の経済メディア「晩点Latepost」によると200億ドル(約2兆9600億円)に達しているとされ、すでにグローバルSPAブランドの一角を占めるまでになっている。

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