「バブアー(BARBOUR)」「カンペール(CAMPER)」「ノンフィクション(NONFICTION)」など人気ブランドとのコラボレーションでも注目を集めるセルフフォトブース「フォトマティック(PHOTOMATIC)」が、日本上陸からわずか1年でZ世代の支持を集めている。
「フォトマティック」は2018年、カメラマンのホン・スンヒョンが「カメラマンに撮ってもらうのではなく、自分でポートレートを撮影できないか」という発想から韓国で創業。独自の感性を詰め込んだ照明や空間設計にこだわり、リモコンを押すだけで誰でもそのままの最高の瞬間を収められることを目指す。
日本ではキタムラ・ホールディングス グループのピックハイブが運営を担い、24年にサービスを開始した。東京をはじめ名古屋、大阪、福岡など全国11カ所に常設ブースを展開。ポップアップイベントを随時開催しているほか、フラッグシップショップを渋谷・道玄坂に構えている。
渋谷道玄坂店は2フロア構成で、韓国店舗も手がけるデザイナーのイム・スミが内装を担当。「自分らしい姿を残せる」空間づくりを目指し、オレンジとブラックを基調にした内装に仕上げている。1階には定番の箱型「クラシックブース」を4台、2階には韓国を含め同社初となるハイアングルや全身撮影が可能な「マルチブース」を2台設置する。写真はカラーとモノクロの2種類、3段階の明るさ、時期によるが32種類以上のフレームで用意し、最大4カットを1枚に組み合わせて印刷できる。料金は2枚で、クラシックブースが800円、マルチブースが1000円から。仕上がり写真のデータと撮影前の動きを収めた動画データもQRコードからダウンロードできる。
10月4日には、ゴールドウイン東京本社で開催される、「WWDJAPAN」主催の事前予約制リユースマーケットイベント「WWDJAPAN REUSE MARKET 2025」にもマルチブースが登場する。来場者は無料で撮影できるほか、イベント限定のオリジナルフォトフレームも楽しめる。
ピックハイブ
050-1744-0005