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自分で広げてみたマスク・ファッション エディターズレターバックナンバー

※この記事は2020年6月15日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

自分で広げてみたマスク・ファッション

 以前、「広がるマスク・ファッションの可能性」という記事を書きましたが、いやぁ、広がりましたよ。コレw。自分をモデルに、手持ちの洋服で、マスクを起点に8ルックを考えてみましたが、どうですか(笑)?下のリンクをご覧になり、ジメジメして鬱屈とした月曜日にクスリと笑っていただければ幸いです。

 それにしても気づけばマスクの話をしている、そんな時代ですね。再開したジムに通えば、運動中でも半分くらいの方はマスク姿。となると、「ファッション誌で働いているらしい。あぁ、だからあの子は、あんなにハデなのね」程度に認識されている私は、「通気性がいいヤツ、知らない?」「『ユニクロ』のは、いつ出るの?」「ミントの精油でオススメ、ない?」など、質問責めに遭うことに(笑)。個人的に愛用している「ヨシオクボ」のジャージーマスクはすでにSOLD OUTしておりますので、マスクフェアの第二弾が決まったMIDWESTや、今週催事に取り組む伊勢丹新宿本店を紹介するなど、「ニュー・ノーマル」の時代も“地道すぎるファッション伝道師”として活躍できそうです。ちなみに、スポクラ界のトレッドミル軍団においては、やはり「ミズノ」のマスクが羨望の眼差しを浴びている印象でした。自慢するんだ、コレを身につけているオジさんが(笑)。

 Zoomではない飲み会(ちゃんと22:00までに終了ですw)に参加すれば、「ラグジュアリー・ブランドでマスクを作るのは、どこだ⁉︎」という話になります。皆の記憶の中に残っているのは、凛とした佇まいで「美しい」という声さえ漏れそうになったLVMHの防護服。「あの美しさをマスクにも求めるなら『ディオール』がいい!!」とか、「『シャネル』のマークが入っていれば、イチコロ。キルティングバックの素材も売れそう!でも、息苦しいね!!」とか、「『コム デ ギャルソン』が20万円のマスクを作って、19万円は寄付ってどうよ?」などなど。言いたい放題でありますw。

 でも、質問や自慢、冗談などのコミュニケーションが盛り上がるたびに、「マスクは、ファッションになるんだ」「ファッションは、マスクをアップデートできるんだ」と実感します。コレも以前のお手紙で訴えましたが、「ファッションは、コミュニケーションにまつわる全部」。そう考えると、今のマスクは、まさにファッションですよね。マスクコーデの企画を考えた時、「不謹慎かしら?」と自問自答もしました。今だって派手目な洋服姿の自分を晒していることも含め、「炎上するかも?」という不安がないワケではありません。でも、ファッションの力でマスクを着けることが少しでも楽しくなれば、それは、この業界がやっぱり必要だという1つの証ではなかろうか?我ながらくだらない企画ですが(笑)、実はアツい思いを込めています。このあと、これらのマスクはしっかりクリーニングして、弊社の福崎デスクの手に渡る予定です(「ヨシオクボ」のマスクだけは、キープしちゃうつもりw)。今度は彼女が、マスク起点のビューティ企画を実現してくれることでしょう。

 ちなみに、マスクコーデをイロイロ考えて実感したのは、マスクの、帽子やネックアクセサリーとの親和性の高さ。そして、サングラスとの相性の悪さです。私のセンスがまだまだなのでしょうか?サングラスだけは、ど~してもマスクコーデに上手く組み込むことができません。メガネなら大丈夫なんですけれどね。カラーレンズでさえイマイチでした。アイウエア業界のお知恵を拝借したいところです。

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