
占い師・イヴルルド遙華さんによると、「一粒万倍日は、シューズや香水、化粧品を新調するも良し。少し奮発して時計やジュエリーを買うも良し。心機一転、髪を切るも良し」。しかし、吉日商戦に集うのはSLG(革小物)ブランドばかり。もっとファッション&ビューティ業界全体で盛り上がれたらーということで、「ウオッチ」「ジュエリー」「シューズ」「ヘア」「ビューティ」「フレグランス」を取材する「WWDJAPAN」の記者を招集。商品作りの参考になりそうな、とっておきのアイテムを紹介してもらった。(この記事は「WWDJAPAN」2025年6月9日号からの抜粋です)
WATCH
「ヴァン クリーフ&アーペル」
「開運時計」と考えて真っ先に思い浮かんだのは、四つ葉のクローバーをモチーフに誕生したといわれる「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」の“アルハンブラ”時計。ローズゴールド製だから、この先も金運に恵まれることは間違いない!?真っ赤なカーネリアン入りの1本を選んだのは、「一粒万倍日」商戦では、「血が巡るように、お金も巡る」と考える消費者の中には、赤い財布を選ぶ人がいると聞いたから。何より永遠のアイコンは、未来永劫の繁栄を約束してくれそうな予感。(編集長 村上要)
JEWELRY
「ヴァンドーム青山」
花は、愛情や出会い運を象徴する万能のモチーフとして人気が高い。シリーズ名の“カローラ”は花冠という意味で、4粒のダイヤモンドで花びらを表現したかれんなデザインが特徴。四つ葉のクローバーにも見えるモチーフは、愛情だけでなく幸運も引き寄せてくれそう。シーンを選ばずつけられるので、ブランドのベストセラー商品というのも納得。毎日ハッピーオーラをまとうラッキーチャームとしてふさわしいジュエリーだ。(編集部記者 益成恭子)
SHOES
「セルジオ ロッシ」
占い師・イヴルルド遙華さんによると、「今年1年は『高嶺の花』のような雰囲気を目指すと良い。足元はヒールがベスト」。伊シューズブランド「セルジオ ロッシ(SERGIO ROSSI)」の“エスアール アーク”は、ドットスタッズが籾(もみ)のように見えることから、一粒万倍日の語源「一粒の籾が何倍にも実る日」にぴったり。さらにスタッズのカラーはゴールドで、金運アップにとことんあやかる。(編集部記者 伊藤花笑)
HAIR
「ユメ ヘッドバス」
フェイスラインからお湯をかけ流しながら後頭部~首元をお湯に浸し、癒しのひとときへと誘うサロン向けスパメニュー「頭浸浴」。開運へのキーワードは「自己投資を惜しまない」ということで、頭皮環境を良くするために贅沢な時間を過ごすことができる。4月にはアップデートアイテムとして、頭浸浴用炭酸タブレット「# for ユメ ヘッドバス」が登場。清涼感のある体感と爽やかなシトラスミントの香りで気分がアガり、運気もアップするかも。(ヘッドリポーター 中村慶二郎)
COSMETICS
「ピュット」「ウォンジョンヨ」
占い師・イヴルルド遙華さんによると、2025年は「アイドルのようなメイクがイチオシ」なのだとか。そこで提案したいのは、TWICEモモ(MOMO)さんがミューズを務める「ウォンジョンヨ(WONJUNGYO)」の“アイドールスリムマスカラ ロング”と、ルセラフィム(LE SSERAFIM)専属メイクアップアーティストのダソムさんが手掛けるコスメブランド「ピュット(PYT)」の“ニンチグリッター”。束感のあるお人形のようなパッチリまつげと、瞳にきらめきを与えるグリッターライナーでK-POPアイドルのようなメイクに挑戦してみては。(編集部記者 和田実桜)
FRAGRANCE
「キリアン パリ」
世界的なコニャックメゾン「ヘネシー(HENNESSY)」の一族であるキリアン・ヘネシー(Kilian Hennessy)が手掛けるラグジュアリー・フレグランス。コニャックにバニラやプラリネが溶け込み、お酒とグルマンが融合した芳醇かつ極上の香りに仕上がっている。クリスタルグラスをほうふつとさせる豪華なボトルも品格たっぷり。ちょっと背伸びして選ぶ運命の一本にふさわしいフレグランスだ。最高級のコニャックをたしなむ気分で香りもランクアップしたら開運するかも。(編集部記者 益成恭子)