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伊勢丹新宿本店のジュエリー売り場が改装オープン 入門客には買いやすく、上顧客には上質なおもてなしを

 伊勢丹新宿本店は28日、本館4階のジュエリー売り場を改装オープンした。改装は7年ぶり。時計売り場の移設に伴って売り場面積を1.5倍にし、既存のラグジュアリーブランドのブティック面積拡大とともに新規7ブランドを導入。世界中から希望の商品を取り寄せる「トレジャーハントサービス」や、珠玉の一品を用意するサロンも用意した。入り口付近には比較的値ごろな商材をそろえる「デザイナージュエリーゾーン」を新設。特別な顧客にはこれまで以上に上質な購買体験を提供しつつ、エントリー層にはより買い求めやすい売り場に刷新した。

 新規導入ブランドは、日本で初めて直営店を出す「レポシ(REPOSSI)」や「ウェレンドルフ(WELLENDORFF)」など。既存の「カルティエ(CARTIER)」「シャネル(CHANEL)」など9ブランドも順次改装オープンする。目の肥えた上顧客向けのサービスも充実し、1000万円超のハイジュエリーの品ぞろえも強化した。資産価値として金やルース(裸石)を求める層にも対応するため、金の量り売りの「ゴールドサロンSGC」やルースコーナーも導入した。フロア奥には壁に溶け込むようにして、特別な客を応対するためのサロンに通じる扉がある。完全予約制のこのサロンは、四方を大理石が囲み、大きなソファーにバーカウンターまである豪華な空間。数千万円~数億円と、「ジュエラーの本店でもなかなかお目にかかれないような、『至宝級』の品々」(市毛菜緒宝飾マーチャンダイザー)をそろえて、顧客をもてなす。

 入り口付近のアテンダントカウンターではブライダルリングやギフトなどの相談の他、希望の商品を取り寄せる「トレジャーハントサービス」も用意。従来は外商客に提供してきたサービスだが、外商客以外にも開放。ウェブ予約と共に店頭でも受け付ける。同サービスではジュエリーに限らずそれらにマッチする洋服など、世界中から商材を取り寄せて提案する。

 デザイナージュエリーゾーンは、「アッシュ・ペー・フランスビジュー(H.P.FRANCE BIJOU)」などの比較的値ごろなブランドをそろえた。円形什器などで、初めてジュエリーを買い求めるような若い客も足を運びやすい・選びやすい売り場にしている。「箱型のガラスケースを挟んで対面する接客は、ジュエリー売り場に慣れないお客さまに圧迫感を与える。お客さまの横に寄り添ってご対応させていただくことで、安心感を与える」(市毛マーチャンダイザー)狙い。