「グッチ(GUCCI)」は7月にパリで初のハイジュエリーおよびヴァンドーム広場のジュエリー専門ブティックの披露を行った。クリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)は約200点以上ものジュエリーをデザイン。「WWDジャパン」8月19日号、ハイジュエリー特集2019でも紹介しているコレクション名の“ホルトゥス デリキアルム”とは、ラテン語で“歓喜の庭”という意味だ。「グッチ」らしいライオンやヘビなどの動物や、フィレンツェを想起させる古典的なモチーフなどを使用している。ルビーやサファイア、エメラルドをはじめ、トパーズやトルマリン、オパールなどさまざまなカラーストーンを用いたジュエリーは全てメード・イン・イタリーだ。ピーコックブルーで彩られたヴァンドームのブティックはまるで小さな宝石箱のよう。ブティックの奥にはサロンもあり「グッチ」の世界観を体感できる空間になっている。
ハイジュエリーの発表を記念してプティ・パレでガラディナーを開催されジュエリー・アンバサダーのフローレンス・ウェルチ(Florence Welch)のパフォーマンスやルイーズ・チェン(Louise Chen)のDJパフォーマンスが行われた。
ここでは、「グッチ」初のハイジュエリーコレクションの数々を一気に紹介しよう。