ビジネス

無印良品が食にフォーカスした新店を京都にオープン 地元商材を豊富に扱う

 「無印良品」を運営する良品計画は、京都・山科に生鮮商品を販売する大型店を11月1日にオープンする。場所はJR山科駅前のラクト山科ショッピングセンターの地下1〜2階で、売り場面積は約3900平方メートル。食にフォーカスした大型売り場を設け、野菜や肉、魚、惣菜、グロサリーなど食に関する商材全般をそろえる。地元の企業や生産者と協業し、京都で生産・加工された商材も扱う。食以外は標準的な品ぞろえとなる。

 原料を吟味し、たんねんに焼き上げる地元のベーカリーや菓子店、生産者自らが立ち上げた飲食店や惣菜店などをピックアップする。「地元の商材の魅力をわれわれ独自の視点で見出し、地元住民の役に立つ売り場をつくる。お客さまと生産者の間に信頼や交流を生み出だし、山科地区を盛り上げたい」と同社。

 売り場のコンセプトは「食べる・見つける・買う」。単に幅広い商材を扱うだけでなく、商材の特徴を担当スタッフ自らが取材し、発信することで、暮らしの中心となる“食”の価値を問い直す。

 なお、生鮮食品を販売する大型売り場を備えるのはイオンモール堺北花田店(18年3月オープン)に次ぐ2店舗目。出店先は大丸山科店の跡地(3月31日閉店)だ。

■無印良品 京都山科店
オープン日:11月1日
時間:10:00〜20:00
場所:ラクト山科ショッピングセンター地下1〜2階
住所:京都府京都市山科区竹鼻竹ノ街道町91

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。