ファッション

「H&M」が上海で“SEE NOW, BUY NOW”ショーを発表 数分で売り切れ続出

 「H&M」は12日に、中国最大手EC企業アリババ・グループのショッピングサイト、Tモール(Tmall)のスーパー・ブランド・デーに初めて参加し、上海で“SEE NOW, BUY NOW”形式のランウエイショーイベントを開催した。

 このショーには中国のスーパーモデル、ジュ・シャオウェン(Ju Xiaowen)をはじめ中国人の人気女優やアイドルらが「H&M」の2018年秋冬コレクションを着て登場。ショーはTモールでライブ配信され、着用された服は数分で売り切れたという。会場にはメディアやインフルエンサー、ゲストら総勢1000人が詰めかけた。

 Tモール内の「H&M」では中国人顧客を対象に「#YourDayYourWay」キャンペーンを開催。そのプロモーションが広まると、中国国内の「H&M」店舗や公式ECサイトにも好影響が出たという。

 「H&M」は3月にTモールに店舗を開設したが、フレドリク・オルソン(Fredrik Olsson)H&Mマネジング・ディレクターによると、出店以降、Tモール上では毎日約2万5000フォロワーずつ増えており、スーパー・ブランド・デー開催前には400万フォロワーになったという。「3月の出店からたったの半年で、Tモールでスーパー・ブランド・デーに参加できて感激している。中国は当社にとって重要なマーケットであり、中国で初めてのコレクションショーを発表できて、とてもうれしい」と語った。

 アニタ・リン(Anita Lyn)Tモール・ファッション・アパレル副部門長は「『H&M』とは今後も協力して、新たな店舗運営や独自のプレミアムプラットフォームの展開などを進めたい」と話した。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。