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中国インフルエンサー戦国時代 “かわいいだけじゃ生き残れない”市場で先陣を切る5人の共通点

 中国のインフルエンサー市場に変化の時が訪れている。とはいっても、急速に経済発展を遂げる中国では何ら不思議ではないだろう。日本でいうツイッター的存在のウェイボー(微博、Weibo)やLINE的存在のウィーチャット(微信、WeChat)という従来のSNSだけでなく、中国国内ではブロックされているインスタグラムもVPN接続で操作できるようにしたり、旅先や留学先で使用したりする中国人ユーザーが増えている。さらに今年爆発的人気となったショートビデオSNSの「Tik Tok(抖音、Douyin)」なども頭角を現してきた。

 中国でインフルエンサーは、キー・オピニオン・リーダー(Key Opinion Leader以下、KOL)という名で定着しているが、KOLはタレント事務所的な役割を果たす“インキュベーター”に所属する形でマス市場とブランドをつなぐべく仕事をしている。しかし、新種のKOLの誕生により様相が変わってきているようだ。

 この新種のKOLは、これまでのように自身のブランドを手掛けるだけでなく、コンサルティング、制作、広告代理店的な仕事までを手掛けるクリエイティブチームで自身の周りを取り囲み、国境を超えてさまざまなブランドと長期的な関係を築いている。米「WWD」は、この先鋭的な新種のKOL5人のにインタビューを敢行した。自分の意見を持ち、ユニークな視点で中国インフルエンサー市場に揺さぶりをかける彼らは、外見だけではない何かを持っているようだ。