ファッション

ヴァージルと「イケア」によるインテリアコレクション、2019年発売を目処に進行中

 「オフ-ホワイト ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」を手掛けるヴァージル・アブローと「イケア(IKEA)」が、ミレニアル世代に向けたインテリア・コレクションの制作を進めている。すでに6月に「イケア」のアイコンショッパー“フラクタ(FRAKTA)”でコラボしている両者。マーカス・エングマン(Marcus Engman)「イケア」デザイン・マネジャーは、「彼のクリエイティブなアプローチが非常に興味深いと思った。建築業界出身というバックグラウンドからはじまり、彼のフィールドは多岐にわたる。1回きりのコラボではなく、彼のファッションと音楽における知識からもより多くのアイデアを得たいと考えた」と今回のコラボコレクションの経緯について説明する。

 「人々の生活様式は大きく変わった」とヘンリク・モスト(Henrik Most)「イケア」クリエイティブ・リーダー。「イケア」の調査によるとミレニアル世代の11%が実際の家よりも職場や学校の方が居心地が良いと感じ、ノマド的な生活を送り、アートやデザインなど感性を重視。「イケア」とヴァージルのチームは、自分らしい空間を作る方法、パーソナライズやカスタマイズされた家具を模索しているという。

 「これまでのデザインプロジェクトで1番綿密だ。家具でありながら、アートとしても楽しめるものにしたい」とヴァージルが話すように、コレクションは2019年の発売を目処に制作しているようだ。すでにSNSには“"KEEP OFF"”の文字をあしらった総柄のラグを投稿しているが、他に真っ赤なラグに青文字で“"BLUE"”の文字をあしらったシンプルなラグやさまざまな木材を使用した椅子、本棚、ランプなどを試作している。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

“個”が主役の百貨店特集2024【WWDJAPAN BEAUTY付録:2023年度世界のビューティ企業TOP100】

7月22日号の「WWDJAPAN」は百貨店特集。 個人の価値観が多様化し、コロナを経てオンライン消費がますます浸透しました。百貨店という業態の存在意義すら問われる中、それでも人が集まる店の条件とは何か。決め手は、品ぞろえでも立地でもなく、情熱と個性を持った“人”の存在。百貨店が元々持っていた強みに光を当てたり、その枠を超えて新分野を開拓したりと、編集力やアイデアを駆使して売り場を面白くしようとする…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。