ファッション

アシックス、世界陸上に向け“メタスピード”発信強化 高橋尚子さんも「現役時代に履きたかった」

アシックス(ASICS)は、9月に東京で開催される世界陸上や11月のデフリンピックに向け、トップアスリート向けのランニングシューズ“メタスピード(METASPEED)”シリーズや高機能ランニングウエアの打ち出しを強化している。このたび、シドニー五輪女子マラソン金メダリストで、世界陸上のキャスターも務める高橋尚子さんらを招いたトークイベントを開催。メディア関係者向けの試走会も行った。

トークイベントでは、アシックスが5月3日に契約アスリートを東京に招いて行ったランニングイベント「トウキョウ スピード レース(Tokyo:Speed:Race)」で、10の国別新記録、3の地域別新記録、48の自己ベストが出たことを紹介。選手の力に“メタスピード”の機能性が掛け合わさることで、各種の記録更新につながっている。

こうした状況を受けて高橋さんは、「(シューズの進化が著しく)私の現役時代とは隔世の感がある。現役の時は、(なるべくソールを薄く軽くして)速さを取るか、(なるべくソールを厚くして足への負担を減らし)スタミナを取るかの二者択一だったが、今の靴はそれが両立できる。私も現役の時に“メタスピード”を履いてみたかった」とコメント。

トークイベントには、世界陸上のマラソンに出場が内定し、大分で合宿中の近藤亮太選手と、同じく北海道で合宿中の小林香菜選手もオンラインで参加。“メタスピード”シリーズの最新モデル“メタスピード スカイ トウキョウ”(2万9700円)について、近藤選手は「前モデルよりも15グラム軽くなった分、楽に走ることができる」、小林選手は同じく最新モデルの“メタスピード エッジ トウキョウ”(2万9700円)について「反発と安定のバランスがちょうどいい」とコメント。高橋さんは2人に、「シューズの力でレース後半までスタミナが持ちやすくなっている。シューズを味方にして、後半に勝負を見せてほしい」とエールを送った。

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