
YKKはこのほど、薄型軽量スナップ「SKL30」の市場投入を開始した。従来品を大きく上回る薄さと軽さを実現し、スポーツウエアのほかミニマルなデザインが求められる分野での活用を見込む。
スナップボタンは、生地表面に見えるキャップと、内側のアンダーパーツ(ソケットとスタッド、ポスト)で構成されている。新製品では、アンダーパーツの全高を極限まで薄く設計するとともに、樹脂ばねを採用。軽量化とフラットな外観を両立しながら、着脱時の操作感も確保した。従来品のリング型ばねスナップ「SK35」と比べ、厚みは約16%、重量は約14%削減している。
凹凸を抑えたミニマルな設計は、シルエットやカッティングを重視するデザイナーにとって大きなメリットだ。薄手素材にもなじみやすく、軽量性が求められるランニングウエアやアウトドアウエア、トレーニングウエアなどで、デザインと機能の両立を可能にするという。
同社の北原裕二常務執行役員は「生地の厚みや用途、操作感も考慮し、最終製品に取り付けた状態での完成度を追求した」という。