ファッション

リーナ・ネアー「シャネル」CEOが大英帝国勲章を受賞 ウィリアム皇太子から

リーナ・ネアー(Leena Nair)=「シャネル(CHANEL)」グローバル最高経営責任者(CEO)は、小売と消費者部門における功績を称えられ、ウィリアム皇太子から大英帝国勲章コマンダー(CBE)を受賞した。

ネアーは、「このような素晴らしい賞をいただけるなんて光栄だ。家族の無条件のサポートとユニリーバと『シャネル』で働く全ての人々の聡明さと寛大さに深く感謝している。この名誉は、私のキャリアと併走し、私の価値観を形成してくれた全ての素晴らしい人々と分かち合うものだ。特に、私にこの賞を受賞させてくれた「シャネル」の素晴らしいチームに感謝する。この賞を励みに、今後も『シャネル』を大胆さと誠実さを持ってリードし続け、そして世界にポジティブな影響を与えられるよう努力したい」とコメントした。

 

ネアーは、「シャネル」オートクチュールを着用。バイオレットのツイードのドレスコートに、シューメーカーの「メゾン マサロ(MAISON MASSARO)」のサンダル、「メゾン ミッシェル(MAISON MICHEL)」のバイオレットのフェルトの帽子を合わせた。両ブランドは、「シェネル」が傘下に持つアトリエだ。

アクセサリーには、18Kホワイトゴールドとダイヤモンドをあしらった“エターナル シャネル N°5 イヤリング”、“リュバン ドゥ シャネル リング”と、ステンレススティールケースをダイヤモンドで囲ったブラックダイヤルの“プルミエールメタルチェーン”を身につけた。

ネアーは、ユニリーバで30年以上のキャリアを持つ。1992年に同社のインド法人に入社し、2006年にはインド法人の人事部を統括するマネジャーに就任。ユニリーバではダイバーシティ&インクルージョン(D&I)をけん引してきた。2016年に同社初の女性チーフ・ヒューマン・リソース・オフィサー(CHRO)に抜擢。22年からシャネルのグローバル最高経営責任者(CEO)を務めている。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

特集・巨大百貨店 現場を取り仕切る店長が語る「強い店の作り方」

7月21日号の「WWDJAPAN」は毎年恒例の百貨店特集です。百貨店業界ではコロナ明け以降、大都市の旗艦店や一番店の好調が続いています。急速に規模を拡大している外商や、円安を追い風に増え続けるインバウンド(訪日客)がけん引役となって、過去最高の売上高を更新する店舗も相次いでいます。本特集では国内だけでなく海外も含めた超広域商圏から人を集める「巨大百貨店」に着目。現場を取り仕切る店長たちに「強い店の…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。