「マウジー」や「ハレ」が好調　ルミネエスト新宿はZ世代をドキドキさせる発信を強化（2023年下半期）

ルミネエスト（LUMINE EST）新宿は、日本有数の乗降客数を誇る新宿駅のトラフィックを武器に、人気のD2Cブランドの導入やさまざまなポップアップを企画して、ファッションとビューティに敏感な若い層にアプローチするルミネの岩田明彦常務取締役ルミネエスト店長に好調ブランドや効果的だった施策を聞いた。（この記事は「WWDJAPAN」2024年2月26日号会員限定特別付録「ビジネスリポート 2023年下半期」からの抜粋です）

WWD：2023年下半期の商況は？

岩田：売上高の前年同期比が同13.1％増、客数が同11.1％増、客単価が同1.9％増、入館者数は同16.9％増だった。予算比では同11.1％減。レコードイヤーだった18年度を超えるという、非常に高い目標には届かなかったが、手応えは感じている。ルミネの中で売上高が最も大きい館で、インバウンド売り上げもカード会員の新規獲得もトップだ。