
2018年に日本に上陸した韓国発のスキンケアブランド「イニスフリー(INNISFREE)」は、チェジュ島の自然をブランドの原点に据え、2000年の誕生以来、その価値を育んできた。現地の茶畑や関連施設、研究開発の現場から独自のブランドポジションを築いてきた歴史をひもとく。
「厳しい環境だからこそ」
チェジュ島の自然と緑茶栽培に根差した原点
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「イニスフリー」のルーツは、ブランド誕生より20年以上前の1979年にさかのぼる。当時、アモーレパシフィックの創業者、徐成煥(ソ・ソンファン)はチェジュ島にある“コッチャワル”と呼ばれる深い森に魅せられ、緑茶の栽培を始めた。“コッチャワル”は、火山活動によって生まれた溶岩地帯に形成された原生林。土壌が限られた岩の隙間にも植物が根を張る姿に感銘を受け、その生命力が緑茶栽培のきっかけになったといわれている。また、茶畑の開墾には廃れゆく伝統的な茶文化の復興という意義もあったという。
現在、チェジュ島では、USDA(米国農務省)のオーガニック認証を取得した茶畑を3つのエリアで展開している。緑茶をスキンケア原料として活用するため、品種の研究にも力を注いできた。世界各地の3301品種を調査し、肌の保湿に適した品種を選抜。交配なども重ね、独自の“美容茶葉”を開発した。一般的な茶葉と比較してアミノ酸の含有量が多く、肌の保湿効果に特化した茶葉だ。
さらに、茶葉に含まれる成分を効率的に抽出するため、独自の“ダブルスクイーズ製法”を開発。美容茶葉を2回搾汁することで、従来と比較してアミノ酸を3.5倍に濃縮することを可能にした。こうした茶葉の品種改良や成分研究、抽出技術の開発の積み重ねがシグネチャーライン“グリーンティー”などの進化につながっている。
茶畑からブランドの世界観を体感
チェジュ島に根付く「イニスフリー」
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「イニスフリー チェジュハウス」のそばには茶畑が広がり、緑茶が育つ風景を間近に感じながら、カフェやショップを楽しむことができる。「OSULLOC(オスロック)ティーミュージアム」は、アモーレパシフィックグループの茶ブランド「オスロック(OSULLOC)」の施設。茶の熟成による味わいの違いを知ることができるほか、抹茶やみかん茶などの試飲も楽しめる。
緑茶の可能性を追究する
アモーレパシフィックの研究開発
施設内には、同社の研究開発の歩みを示す製品や技術が展示されている。1989年に発売した緑茶化粧品「ミロ(美露)」をはじめ、導入美容液やクッションファンデーションなど、現在の美容市場に広く浸透している製品カテゴリーの先駆けとなる製品や技術を生み出してきた。
創業者が緑茶栽培を始めた理由の一つである「緑茶の価値を広げたい」という思いのもと、緑茶研究では葉だけでなく、種や花、根までを研究対象としている。「イニスフリー」では緑茶に加え、大豆や火山由来の原料、タンジェリンなど、チェジュ島の自然に着想を得た素材の研究・活用も進めてきた。
チェジュ島の緑茶から生まれた
独自成分“グリーンティーPDRN™”
11月1日には、同ラインから“グリーンティーPDRN アドバンスド クリーム”(50mL、3190円)を発売する。独自成分“グリーンティーPDRN™”*1に加え、レチノールを独自技術でカプセル化した整肌成分“カプセルレチノール”*3を配合。レチノールの安定性を保ちながら角層まで届け、肌のキメを整え、滑らかで艶のある肌へ導く。
2000年の誕生以来、チェジュ島の自然をブランドの原点としてきた「イニスフリー」。緑茶栽培から原料研究、製品開発まで、長年にわたって積み重ねてきた取り組みが現在の製品にもつながっている。
イニスフリーお客様センター
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