「エルメス(HERMES)」は10月3日(現地時間)、2027年春夏コレクションをパリで発表した。会場となったフランス共和国親衛隊の官舎には、同ブランドを象徴するレザーをまとったゲストが集まった。装いは黒や茶などダークトーンを基調としたスタイルが中心。機能性に優れたユーティリティーなレザージャケットやコートをはじめ、メゾンのルーツである馬具や乗馬スタイルを想起させるジレやハーネスを取り入れた着こなしが見られた。ミニスカートで軽やかさを加えたり、レザーの質感を生かしたレイヤードを楽しんだりと、スタイリングはさまざま。足元には、“ケリー(Kelly)” バックルをあしらった乗馬ブーツを合わせ、実用性とエレガンスを両立させた。
バッグでは、ここ数シーズンは“ケリー” が優勢だったが、今季は“バーキン(Birkin)” を携えたゲストが増えた印象。インド出身のファッション愛好家スネハル&ジョティ・ババニ姉妹(Snehal & Jyoti Babani)をはじめ、パーソナライズした一点物のバッグを披露するゲストや、“ケリー” と“バーキン” を2個持ちする強者も現れた。メゾンのヘリテージを反映したアイテムを軸に、世代を超えた多彩な着こなしが目白押しだ。