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「ディーゼル」創業者が明かすグレンの躍進は「予想以上」 Z世代からの支持は2倍に

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ディーゼル(DIESEL)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」などを擁するOTBグループが好調だ。2022年12月通期決算は、売上高が前期比14%増の17億4000万ユーロ(約2557億8000万円)、営業利益は同42.5%増の1億3400万ユーロ(約196億9800万円)だった。なかでも「ラグジュアリーのオルタナティブ的存在」を掲げる「ディーゼル」は、グレン・マーティンス(Glenn Martens)がクリエイティブ・ディレクターに就任して以降、その唯一無二の存在感が復活してきた。「ディーゼル」創業者で、OTBグループの会長を務めるレンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)に、ブランドの変化について話を聞いた。(この記事はWWDジャパン2023年5月22日号からの抜粋です)

レンツォ・ロッソ/ディーゼル創始者・OTBグループ会長

PROFILE:1955年イタリア北東部パドヴァ生まれ。1978年に「ディーゼル」を設立。 ユニークなビジネスセンスで驚異的な成長と拡大を遂げる。「ディーゼル」をはじめ、「メゾン マルジェラ」「ヴィクター&ロルフ」「マルニ」「アミリ」「ジル サンダー」「スタッフインターナショナル」「ブレイブ キッド」を擁するOTBグループのオーナーも務めるPHOTO : GUINDANI

WWDJAPAN(以下、WWD):グレンによる「ディーゼル」の印象は?

レンツォ・ロッソOTBグループ会長(以下、ロッソ):前回のショーも素晴らしかった。彼にとっては5回目のショーになるが、より完成に近づいていると感じた。彼は「ディーゼル」に新しいエネルギーとクリエイティビティーをもたらしてくれた。その結果、今最もクールなブランドの一つになれてとてもうれしい。

WWD:彼にはこれまでどんなアドバイスをした?

ロッソ:クリエイションにおいては、自由にやりたいことを進めてもらっている。私が関わるのは、ブランドのヘリテージだ。過去になぜこのようなディテールを取り入れたのかなどを説明して、私たちのDNAを理解するのに役立ててもらっている。グレンはヘリテージとのつながりを大切にし、過去のアーカイブを振り返ったり、創業当時のディテールを深く理解したりするのにたくさんの時間を費やしてくれている。

WWD:ブランドのヘリテージとは?

ロッソ:ほかのブランドにはないクレイジーさ、そして、その根幹にある“ブレイブ(勇敢さ)”のメッセージだ。コレクションだけでなく、ショーの演出やレイブパーティーなどのイベントも含めて、クレイジーなアイデアを実行に移すとき、グレンは「これができるのは『ディーゼル』だけだ」というアプローチ自体を楽しんでいる。

銀座店に勢い 中国・韓国の伸びも顕著

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