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連載 編集長のパリコレ真剣レビュー

フレッシュな「ステラ」がカムバック、マシューの「ジバンシィ」に見た光明とは? 編集長のパリコレ真剣レビューVol.7

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 フレッシュ。「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」の2023年春夏コレクションを一言で表現するなら、この言葉がピッタリだろう。

 ファッション業界におけるサステナビリティの先駆者はここ数年、コロナ禍も影響して、オーバーサイズのジャケットとリラックスシルエットのニット、カットアウトなどを多用してボディー・ポジティブの価値観を訴えるインナーに特化していた印象があった。先駆者が考えるべきは、デザインだけに止まらない。素材の誕生から再利用に至るまでの循環や、商品の配送方法、店頭での対応、そして消費者への啓蒙など多岐に及んでいる。正直、コロナ禍の数年は、デザインのバリエーションをむやみに増やさず、その分、ほかに注力していた印象もある。少し減速していたデザインの歯車が再び、大きく動き出した印象だ。

 ファーストルックは、オーバーサイズのジャケットルック。定番のアイテムだが、スタイリングはもうここからフレッシュだった。片側だけが異様にボリューミーなアシンメトリーのスカートと、フィッシュネットをタイツのように履くヌードカラーのパンプスを合わせて、太ももより下を大胆に露出。肩の力が抜けつつも、洒落ていて、若々しい。そんなスタイルのモデルたちが赤と青、黄色のランウエイを歩き出した。

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