ファッション

24年には90兆円規模の市場に? Z世代の60%が「ブランドはメタバースで販売するべき」と回答

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 メタバース(インターネット上の仮想空間)領域に参入するアパレル企業やラグジュアリーブランド、小売りが増えている。「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は人気オンラインゲーム「フォートナイト(FORTNITE)」と協業し、実際のコレクションに基づいてデザインしたアバター用のウエアやスキンを制作したほか、コラボアイテムをリアルでも販売。「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」は、ゲーミングプラットフォーム「ロブロックス(ROBLOX)」にスキー場を舞台としたバーチャルショップを作り、同ゲームのアバター専用のウィンターコレクションを発表した。

 NFTを販売しているブランドは、 「グッチ(GUCCI)」「カール・ラガーフェルド(KARL LAGERFELD)」「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」「ギャップ(GAP)」「リモワ(RIMOWA)」「アンブッシュ(AMBUSH)」「アンリアレイジ(ANREALAGE)」など多数に上る。

 メタバースは、AR(拡張現実)やVR(仮想現実)テクノロジーの発展、ブロックチェーン技術による仮想通貨や暗号資産の台頭、そして通信回線の発達などによってここ数年で急激に現実のものとなってきた。ブルームバーグ インテリジェンス(BLOOMBERG INTELLIGENCE)の調査によれば、メタバース市場は2024年にはおよそ8000億ドル(約92兆円)規模となることが予想されるという。一方で、“メタバースとは何か”を理解している消費者は、まだそれほど多くない。にもかかわらず、さまざまなブランドが早々に参入を決めているのは、ECの波に乗り遅れた企業の二の舞いを踏みたくないという思いに加えて、若年層の取り込みを狙っているからでもあるだろう。

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