ファッション

バロックの「マウジー」からサステナブル素材の新ライン オトナ女性の取り込み狙う

 バロックジャパンリミテッドの「マウジー(MOUSSY)」は、環境に配慮した素材を使った新ライン“エム アンダーバー(M_)”を2020-21年秋冬からスタートした。「マウジー」全店と同社のEC「シェルター ウェブストア(SHEL’TTER WEB STORE)」で販売している。

 体のラインを強調するスリムなシルエットや鮮やかなカラーリングが特徴の「マウジー」に対し、体のラインを拾わず落ち着いたデザインのベーシックアイテムをそろえる。既存のマウジーよりも価格はやや上に設定。2021年春夏の新作は、再生ポリエステルのセットアップ(トップス9500円、パンツ1万円)やオーガニックコットンのガウン(1万2000円)など。商品だけでなく、ブランドタグや下げ札にも再生原料や生分解性素材を使用している。

 ターゲットは30〜50代。20-21年秋冬のブランドビジュアルにはモデルのエリーローズと母の親子を起用した。9月にはバーニーズ ニューヨーク銀座店でポップアップストアを開催し、再生ポリエステルのアイテムを中心に売れ行きは比較的好調だったという。「新ラインでは既存の『マウジー』では接点のなかったお客さまへのアプローチにより、ブランドの可能性を広げていきたい」(担当者)としている。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。