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バロックが滞留在庫を販売するECをスタート 「焼却処分ゼロ」を目指す

 バロックジャパンリミテッドはこのほど、自社の滞留在庫を販売するECサイト「アウネ(AUNE)」をスタートした。セールやアウトレットで売れ残り、倉庫に眠っていた商品を6~8割程度値引きし、コーディネート一式をパッケージにして販売する。アパレル業界における大量の売れ残り商品の焼却処分は、サステナビリティの観点から業界の内外から批判されてきた。このことから同社も処分在庫削減への取り組みとして、同ECでの販売を通じ「(全社で)年間の商品焼却処分ゼロを目指す」(同社広報)考えだ。

 「アウネ」は、若手社員の発想ベースで新規事業の立ち上げなどを行う、同社の未来政策室(神田麻衣室長)主導でスタートした。立ち上げ時点でのラインアップは、「マウジー(MOUSSY)」「スライ(SLY)」「ロデオクラウンズ ワイドボウル(RODEO CROWNS WIDE BOWL)」など10ブランドの、2017年春夏から18年秋冬までの商品。商品点数は5月中に約1万5000点まで拡充する。

 ユーザーインターフェースはコーディネート検索に特化。トップページに商品着用モデルのスナップ写真を並べることで、好みのスタイリングがひと目で分かるようにした。また、ECでは一般的な「トップス」「ボトムス」「アウター」といった商品カテゴリー別の検索機能は省き、代わりに「カジュアル」「ちょっとキュートに」「女子会・ママ会」といった系統・シーン別の検索タブを設置。アイテム選びに自信がない人でも、直感的に商品を検索できるよう工夫した。

 また、コーディネートの紹介ページでは「カジュアルなトップスにはきれいボトムを」「オレンジを大人っぽく見せるなら黒を合わせて」など、自社の販売員によるポイント解説を掲載している。さらに、「パンプスを履けばお仕事にも」「ベルトのウエストマークでメリハリを」など小物使いのアドバイスも添える。購入できるパッケージはトップス・ボトムスのセットを基本に、シューズやバッグなども「追加アイテム」として購入が可能。