ビジネス

三喜商事がCIを変更 ライフスタイルカンパニーを目指す

 ヨーロッパを中心とした海外ブランドの輸入卸や小売りを主事業とする三喜商事がCI(コーポレート・アイデンティティ)を変更し、ファッションにとどまらないライフスタイルカンパニーを目指すと発表した。

 これを契機に新しいコーポレートマークを導入し、先ごろ東京本社を青山ベルコモンズ跡地に建てられた複合ビル「ジ アーガイル アオヤマ」に移転した。2フロアで、オフィスとイベントホールがある。30年以上、本社を構えた千代田区三番町の自社ビルは、老朽化もあり売却した。来年春は、大阪本社もリノベーションする予定だ。

 堀田康彦・三喜商事社長は「時代の流れに合わせた企業の変革が必要だという考えで、以前から計画を進めてきた。これまで積み重ねてきた伝統やDNAは大切にしながら、ファッションに限らず食や美容など生活全般を豊かにするライフスタイルカンパニーを目指したい」と話した。

 三喜商事は1956年の設立で、「ミッソーニ(MISSONI)」「アレキサンダーワン(ALEXANDERWANG)」「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」など30ブランド以上を手掛ける。

 11月に東京・広尾プラザ1階の「ザ・ブティック・ナイツブリッジ」を「オールド イングランド(OLD ENGLAND)」のショップにリニューアルする予定だ。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

“カワイイ”エボリューション! 2026年春夏ウィメンズリアルトレンド特集

「クワイエット・ラグジュアリー」の静寂を破り、2026年春夏のウィメンズ市場に“カワイイ”が帰ってきました。しかし、大人がいま手に取るべきは、かつての「甘さ」をそのまま繰り返すことではありません。求めているのは、甘さに知性と物語を宿した、進化した“カワイイ”です。「WWDJAPAN」12月15日号は、「“カワイイ”エボリューション!」と題し、来る2026年春夏シーズンのウィメンズリアルトレンドを徹…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。