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「フレッドペリー」がアメリカの極右団体との関わりを否定 「信じられないほど憤りを感じている」

 「フレッドペリー(FRED PERRY)」はこのほど、アメリカの極右団体プラウド・ボーイズ(Proud Boys)との関与・支持を否定する声明を発表した。襟に二本のラインが入った「フレッドペリー」のシグネチャーアイテムであるツインティップシャツを、同団体がユニホームのように使用していることから関与も支持もしていないことを明らかにする声明を発表した。

 「フレッドペリー」のウェブサイトに掲載された声明には、「(同ブランドの)シャツを流用し、(同ブランドのモチーフである)月桂樹を自分たちの目的のためその価値を転覆させたことに、信じられないほど憤りを感じて」いると書かれている。同社はこの事態を重く見ており、2019年9月からは米国においてイエローの二本ラインが入った黒いシャツの販売を停止しており、今後カナダでもプラウド・ボーイズとの関連性がなくなったことが確認できるまで販売再開しないという。

 「フレッドペリー」は1952年に英国のテニス選手フレッド・ペリーが立ち上げたブランドで、95年に日本のアパレル企業ヒットユニオンに売却した。

 プラウド・ボーイズはヴァイス メディア(VICE MEDIA)の共同創業者であるギャビン・マッキネス(Gavin McInnes)が2016年に立ち上げた団体で、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領を支持する。団体名はディズニー映画「アラジン(ALADDIN)」のミュージカルに登場する“プラウド オブ ユア ボーイ(Proud of Your Boy)”にちなんでいる。同団体はFBIから白人至上主義の過激派グループと認定されている。

YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中

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