ファッション

ロレアルがビデオ会議に使えるフィルターを開発 「メイベリン」や「ロレアル パリ」のフィルターが登場

 ロレアル(L'OREAL)はスナップチャット(SNAPCHAT)のフィルターをビデオ会議や動画プラットフォームに使えるスナップ カメラ(SNAP CAMERA)と協業し、レンズ(フィルター)を開発した。Zoomやスカイプなどのビデオ通話、ライブ配信サービスのツイッチ(TWITCH)、動画プラットフォームのユーチューブ(YOUTUBE)などで使える。ロレアル傘下のブランド「ガルニエ(GARNIER)」「ランコム(LANCOME)」「ロレアル パリ(L’OREAL PARIS)」「メイベリン(MAYBELLINE)」のフィルターを製作し、ブランドが展開する製品によって背景やメイク、ヘアカラーが加工される。フィルターはそれぞれスナップ カメラの“ビューティ”カテゴリーに格納される。なお、スナップ カメラが化粧品企業と協業するのは今回で初めて。

 ロレアルUSAのグレチェン・セイ・フレミング(Gretchen Saegh-Fleming)=チーフ・マーケティング・オフィサーは「スナップチャットやスナップ カメラユーザーはテクノロジーを駆使して自己表現をしており、ロレアルでは自己表現こそがビューティの真意だと捉えている。自宅にいる時間が増えている今、ARは製品を試したり、ブランドの世界観を体験したりできる新たなツールだ」と話す。

 新型コロナウイルスの感染拡大で自宅で過ごす人が増えた結果、スナップ カメラのダウンロード数は30倍以上伸び、20年1〜3月におけるスナップチャットのデイリーアクティブユーザーも前年比20%増だったという。また、スナップ カメラと協業して作られたブランドのフィルターも新型コロナウイルスの影響が出始めた頃に比べて18%多く使用されている。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

“個”が主役の百貨店特集2024【WWDJAPAN BEAUTY付録:2023年度世界のビューティ企業TOP100】

7月22日号の「WWDJAPAN」は百貨店特集。 個人の価値観が多様化し、コロナを経てオンライン消費がますます浸透しました。百貨店という業態の存在意義すら問われる中、それでも人が集まる店の条件とは何か。決め手は、品ぞろえでも立地でもなく、情熱と個性を持った“人”の存在。百貨店が元々持っていた強みに光を当てたり、その枠を超えて新分野を開拓したりと、編集力やアイデアを駆使して売り場を面白くしようとする…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。