米「WWD」が発行する「BEAUTY INC」は毎年、世界のビューティ企業の1〜12月の売上高（推定含む）を基に「世界のビューティ企業ランキングTOP100」を発表しています。（この特集は「WWDJAPAN」2023年7月24日号付録「WWDBEAUTY」からの抜粋です）
100社合計の売上高は前年比1%減
2022年版のランキングは、ロシアのウクライナ侵攻や中国ゼロコロナ政策、世界的なインフレによる波乱が続く結果となりました。67％の企業が前期比で増収、29％の企業が減収を記録。ほとんどの企業が売り上げを伸ばしたものの、100社合計の売上高は2327億4000万ドル（約30兆4800億円）で前年比1%減となり、各社の業績に大きな差があることを示しました。本特集では1〜50位の各社と、51〜100位の注目企業の動向をまとめています。好不調分野が鮮明に浮かび上がり、強固なポートフォリオを持ちトップを独走するロレアル（L’OREAL）の強さが際立っています。
