ビジネス

育みたいインクルーシブ・デザイン

有料会員限定記事

 一記者として追い続けているインクルージョン(包摂・包括性)が、学ぶべき社会的価値や取り入れるべき組織論のみならず、ファッションにとって一番大事な、楽しめるデザイン面にも広がり始めた。(この記事はWWDジャパン2020年2月17日号からの抜粋です)

 私にインクルージョンとダイバーシティー(多様性)という価値観を教えてくれたアメリカ企業PVHコープのジャパン社、PVHジャパンはこの春、「トミー ヒルフィガー」の「インクルーシブ・デザイン」ライン“トミー ヒルフィガー アダプション(以下、アダプション)”のEC販売をスタートする。「アダプション」とは日本語で、「適合・適応」の意味。「トミー ヒルフィガー」のデザインを、障害者や高齢者に適応させたラインで、本国では2016年春に発売した。かつては音楽とファッションを融合し、今はコラボラインを作るゼンデイヤやルイス・ハミルトンに代表されるように、人種の壁さえ超越するトミーには、自閉症の子どもがいるという。

この続きを読むには…
残り1741⽂字, 画像2枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

辻愛沙子と語り合う業界に必要な新しい教養 見た目に伴う先入観や偏見を考えよう

6月14日号の「WWDJAPAN」は、社会派クリエイティブを追求する辻愛沙子アルカ最高経営責任者(CEO)監修のもと、社会課題にまつわる“新しい教養”を対話しながら学びます。コーヒーを片手に社会問題を語り合う、大人に向けた新しい教育の場「ソーシャルコーヒーハウス」を立ち上げた彼女と、ファッション&ビューティ業界だからこそ大切に考えたい、見た目や容姿にまつわる偏見や先入観について対話します。一般的に…

詳細/購入はこちら