ビジネス

表参道沿いの「ポール・スチュアート」が39年の歴史に幕 11月に近隣に移転

 三陽商会は「ポール・スチュアート(PAUL STUART)」の旗艦店である青山店を移転する。表参道沿いの石垣のショップとして長年親しまれてきた現店舗は、2月11日で39年の歴史に幕を閉じる。新店舗は近隣に11月オープンする予定だ。

 青山店は1981年に開店した。1階・2階の約729平方メートルの売り場にメンズ・ウィメンズのアパレル、シューズ、バッグ、アクセサリーなどフルラインを販売する。店舗の大きな特徴は石垣の重厚なファサードで、表参道の落ち着いた景観を作ってきた。もともとは小高い丘の上に邸宅があった場所で、石垣はビル建設にあたって当時の名残を残したものだった。

 三陽商会によると、移転理由は「契約満了に伴い、現在の『ポール・スチュアート』にふさわしい新しい店を作ることになったため」(同社広報)。移転先はすでに決まっているが、まだ公表できないという。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Is AI GOOD?AIがもたらす「ゲームチェンジ」

「WWDJAPAN」12月1日号は、ファッション&ビューティ業界でいよいよ本格化する“AIゲームチェンジ“を総力特集しました。11月19日のグーグル「ジェミニ3.0」発表を契機に、生成AIは「便利なツール」から「産業の前提インフラ」へ変貌しつつあります。ファッション&ビューティ業界で浸透する生成AI及びAIの活用法とゲームチェンジに向けた取り組みを紹介しています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。