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「グッチ」「マキアージュ」のこれからと、「フジロック」の“体験価値”【経営層に読んでほしい記事3選】

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この連載は週に一度「WWDJAPAN.com」に掲載した記事の中から、編集部の記者がテーマに合わせて記事をピックアップし、コメント付きで紹介するもの。今週のテーマは「経営層に読んでほしい記事3選」だ。当事者はもちろん、ファッション・ビューティ業界で活躍する多くの人に読んでもらいたい。

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選者:本橋涼介ヘッドリポーター

1991年、静岡県生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科卒。村上要「WWDJAPAN」編集長と同じく静岡新聞社の記者を経て、2018年から現職。大手アパレル、百貨店、SPAを取材。2021年4月からビューティビジネスも取材分野に ILLUSTRATION : UCA

【記事1】
ケリング、25年上半期は44%減益 主力「グッチ」は25%減収と引き続き低迷

ケリング(KERING)の2025年1~6月期(上半期)決算は、売上高が前年同期比15.9%減の75億8700万ユーロ(約1兆3049円)、営業利益は同36.2%減の10億100万ユーロ(約1721億円)、純利益は同44.4%減の5億2300万ユーロ(約899億円)と引き続き大幅な減収減益だった。(全文はこちら

【記者のコメント】
ラグジュアリーファッションは、コロナ後のバブル期を越えて転換点を迎えている。度重なる値上げで富裕層ですら購買に慎重になる中、ブランドはこれまでの“豪華絢爛”“エクスクルーシブ”な価値訴求に加え、新たな意味づけや接点作りが迫られている。大幅減益のケリングも中核の「グッチ」の再構築が急がれるが、店舗のスクラップを進めた後の打ち手が気になるところ。ルノー出身の新CEOのかじ取りに注目したい。

【記事2】
資生堂「マキアージュ」リブランディングで若年層回帰 “ファンデ美容液”は20代購入者8割増

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