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百貨店の「お帳場パワー」、DX強化、ファン消費の最前線【経営層に読んでほしい記事3選】

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この連載は週に一度「WWDJAPAN.com」に掲載した記事の中から、編集部の記者がテーマに合わせて記事をピックアップし、コメント付きで紹介するもの。今週のテーマは「経営層に読んでほしい記事3選」だ。当事者はもちろん、ファッション・ビューティ業界で活躍する多くの人に読んでもらいたい。

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選者:横山泰明記者

1978年生まれ。東京外国語大学ヒンディー語専攻。繊維・ファッション業界紙「日本繊維新聞」の記者を経て、2010年から「WWDジャパン」で記者。担当は合繊メーカー、素材、商社、EC、ファッションビル、ショッピングセンター ILLUSTRATION : UCA

【記事1】
百貨店の店舗別売上高ランキング 2024年度、過去最高相次ぐ

百貨店の主要店舗の2024年度売上高(総額売上高)が出そろった。引き続き富裕層や訪日客の旺盛な消費によって、大都市の基幹店では過去最高の更新が相次いだ。特に上位の伊勢丹新宿本店、阪急本店、JR名古屋高島屋の快進撃が続く。一方、富裕層や訪日客の恩恵が少ない地方や郊外の店舗の苦戦は変わらずで、24年には島根県と岐阜県でそれぞれ唯一残っていた百貨店が閉店した。(全文はこちら

【記者のコメント】
1位の伊勢丹新宿本店の売上高は、コロナ禍前と比べ1472億円も上乗せして4212億円。わずか5年で日本最大級のショッピングモールである「御殿場プレミアムアウトレット」(売上高1409億円)を丸々上乗せした形だ。国内外の富裕層による高額品消費に支えられており、かつては分厚い中産階級に支えられた百貨店が、今では格差社会を象徴する。「小売業は変化対応業」と言われるが、百貨店の「お帳場パワー」を見せつけている。

【記事2】
【スナップ】XG東京ドーム公演で“ALPHAZ”をキャッチ! Y2K×推し色ミックスで「私だけのXGスタイル」を表現

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