ファッション

マーク・ジェイコブスが「ルイ・ヴィトン」のデザイナーを退任

 マーク・ジェイコブスが、16年間働いた「ルイ・ヴィトン」を去ることが明らかとなった。「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は日本時間の2日夕方、いつも通りルーブル美術館の中庭に設けた特設テントで2014年春夏コレクションを発表。しかしながらコレクション会場はいつも以上に広大で、そこにはエレベーター(11-12年秋冬)やメリーゴーランド(12年春夏)、エスカレーター(13年春夏)など、これまでショーのたびに設けてきた大がかりな仕掛けが目白押し。会場入りした瞬間、一目見ただけで「ルイ・ヴィトン」のマークへの感謝にあふれていることが伝わる空間だった。ショーのラスト、マークは涙を流しながらあいさつした。

 マークと彼の長年のパートナー、ロバート・ダフィーは今後、マーク ジェイコブス社の株式公開(IPO)を視野に入れながら、自身のブランドに注力するようだ。同社の株式の過半数以上を保有しているLVMHは、3年以内のIPOを目指す構え。

 マークの後任は未定。ただウワサでは、「バレンシアガ」の前クリエイティブ・ディレクター、ニコラ・ゲスキエールが最有力で、LVMHはたびたび彼に接触しているといわれている。

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