ファッション

「クレージュ」がドリュー・ヘンリーをニコラス・デ・フェリーチェの後任に任命 フィービー門下生の一人

クレージュ(COURREGES)」は、ドリュー・ヘンリー(Drew Henry)を新アーティスティック・ディレクターに任命したことを発表した。先週、同職を辞したニコラス・デ・フェリーチェ(Nicolas Di Felice)の後任を務める。ヘンリーは9月、2027年春夏パリ・ファッション・ウイークでファースト・コレクション発表する予定だ。

ヘンリーは、「創設者アンドレ・クレージュ(Andre Courreges)は、人々の生活に寄り添う服こそが重要と考えていた。それは私にとっても大切なこと。私は常に、モダンで実用的、そしてストレートな洋服に惹かれてきた。その歴史を尊重しつつ、私自身の視点をもたらすという強い責任を感じている。楽観的で明確かつ地に足の着いたメゾンのビジョンを形作っていくことに胸を躍らせている」と述べた。

一方「クレージュ」を所有するアルテミス(ARTEMIS)のフランソワ・アンリ・ピノー(Francois Henri Pinault)会長は、「ドリュー・ヘンリーは、明確なビジョンを持つ優れたクリエイティブな才能の持ち主。彼の経験と今日のファッション業界に対する深い理解は、『クレージュ』を次の段階に牽引する上で最適な人物だ」との声明を発表した。さらにクレージュ社のマリー・ルブラン(Marie Leblanc)最高経営責任者は、「彼の創造性と現代的なセンスは、このメゾンにうってつけ。私たちは共にブランドの伝統を守りつつ、国際化を加速していくことを目指す」としながら、近年は世界的なラグジュアリー消費が減速する中、価格帯の見直しを指揮してきたとも話した。

南アフリカ出身で「JWアンダーソン」や
「セリーヌ」「バーバリー」で要職を歴任

ヘンリーは、南アフリカ・ムプマランガ州出身。ヨハネスブルグでパターンメイキングと服飾製作を学んだ後、ロンドンに移りセントラル・セント・マーチンズに入学した。14年に同校の修士課程を修了すると、「セリーヌ(CELINE)」でフィービー・ファイロ(Phoebe Philo)の下でキャリアをスタート。18年には「JWアンダーソン(JW ANDERSON)」のプレタポルテ部門のデザインディレクターに就任。その2年後にはファイロと再会し、彼女の名を冠したブランドの立ち上げにおけるデザイン責任者を務めた。23年からはダニエル・リー(Daniel Lee)の下で「バーバリー(BURBERRY)」のシニアデザインディレクターを務め、直近はマイケル・ライダー(Michael Rider) 率いる「セリーヌ(CELINE)」で働いてきた。現在は38歳。

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