読売新聞東京本社は4月1日、フランス生まれのファッション・カルチャー誌「マリ・クレール(marie claire)」の新編集長に阿部はるひが就任したことを発表した。阿部新編集長は、直近までハースト婦人画報社で「25ans(ヴァンサンカン)」の総編集長を務めてきた。「マリ・クレール」の田居克人編集長と、宮智泉デジタル版編集長は3月31日付でそれぞれ退任したが、田井前編集長は4月1日付でエグゼクティブ・アドバイザー、グローバル・アフェアズに就任してグローバルネットワークとの連携強化を担当。宮智前デジタル版編集長もシニアアドバイザーとしてコンテンツの品質向上に携わる。
阿部新編集長は、ハースト婦人画報社の「婦人画報」編集部でファッションおよびジュエリー分野を担当した後、「25ans」と「リシェス(Richesse)」の編集部で副編集長に就任。20年には「25ans」の編集長代理、21年には同誌などの編集長に就いた。阿部新編集長は、「歴史あるメディアを担うことになり、大変光栄。メディアのあり方が大きく変化する今こそ、『マリ・クレール』が築いてきた知性とエレガンス、そして社会に対する真摯な眼差しは、これまで以上に意味を持つと確信している。私たちが届けたいのは、時代を読み解く確かな視点と、人生を豊かにするインスピレーション。読者の皆様と共に、ファッションとビューティ、カルチャーの垣根を超えた“美しさ”を見つけていきたい」と挨拶している。
また田井エグゼクティブ・アドバイザー、グローバル・アフェアズは、「今までになかった新聞との連携という新たな可能性を探り、歴史ある『マリ・クレール』ならではの知性と感性を誌面に反映できたのではないかと自負している。社会や価値観が大きく変化し続ける今、今後はグローバルネットワークとの連携を担う立場に専念し、本誌の更なる発展と価値向上に尽力していきたい」とコメントしている。
「マリ・クレール」は1937年にフランス・パリで創刊。82年にフランス国外で最初に日本版を発行した。現在は「読売新聞」に折り込む形で、ファッション誌では国内最大規模の30万部を毎月発行。ウェブのほか、昨年からテレビ番組「マリ・クレール TV」(BS日テレ)を随時放映しているほか、会員組織によるイベントなどにも取り組んでいる。