ファッション

「ルイ・ヴィトン」親会社の「ティファニー」買収いよいよ合意か 買収額を引き上げ1.7兆円で

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」や「ディオール(DIOR)」などを擁するLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)は、ティファニー(TIFFANY & CO.)に対する買収額を引き上げており、両社は11月25日にも合意する可能性があると複数の現地メディアが報じた。

 この取引については、10月26日に米ブルームバーグ(BLOOMBERG)と仏AFP通信(L’AGENCE FRANCE-PRESSE)がスクープとして報道。同28日にLVMHが買収について事前の話し合いをしていることを認め、「ティファニーと買収の可能性について事前協議している。しかし合意に達するかは定かではない」と声明を発表していた。その際、買収額はおよそ145億ドル(約1兆5660億円)、1株当たり120ドル(約1万2960円)だとされていたが、今回の報道によれば1株あたり135ドル(約1万4580円)に引き上げられたため、合計で160億ドル(約1兆7200億円)を超えるという。なお、LVMHとティファニーは、いずれも現段階では報道に対するコメントを発表していない。

 LVMHの狙いはウオッチ&ジュエリー部門のさらなる強化だろう。同社は「ショーメ(CHAUMET)」などを擁しているほか、2011年に「ブルガリ(BVLGARI)」をおよそ52億ドル(約5616億円)で傘下に収めている。ライバルであるコンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT)は「カルティエ(CARTIER)」と「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」を、ケリング(KERING)は「ブシュロン(BOUCHERON)」と「ポメラート(POMELLATO)」を擁している。

最新号紹介

WWD JAPAN

デジタルコマース特集2020 コロナで変わったもの/残すべきもの

「WWDジャパン」10月26日号は、デジタルコマース特集です。コロナ禍でデジタルシフトが加速し、多くの企業やブランドがさまざまなデジタル施策に注力していますが、帰るべきものと残すべきものの選別など、課題が多いのが現状です。今年はそんな各社の課題解決の糸口を探りました。巻頭では、デジタルストアをオープンしたことで話題の「シロ(SHIRO)」の福永敬弘=専務取締役やメディアECの先駆け的存在「北欧、暮…

詳細/購入はこちら