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「ルイ・ヴィトン」親会社の「ティファニー」買収いよいよ合意か 買収額を引き上げ1.7兆円で

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」や「ディオール(DIOR)」などを擁するLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)は、ティファニー(TIFFANY & CO.)に対する買収額を引き上げており、両社は11月25日にも合意する可能性があると複数の現地メディアが報じた。

 この取引については、10月26日に米ブルームバーグ(BLOOMBERG)と仏AFP通信(L’AGENCE FRANCE-PRESSE)がスクープとして報道。同28日にLVMHが買収について事前の話し合いをしていることを認め、「ティファニーと買収の可能性について事前協議している。しかし合意に達するかは定かではない」と声明を発表していた。その際、買収額はおよそ145億ドル(約1兆5660億円)、1株当たり120ドル(約1万2960円)だとされていたが、今回の報道によれば1株あたり135ドル(約1万4580円)に引き上げられたため、合計で160億ドル(約1兆7200億円)を超えるという。なお、LVMHとティファニーは、いずれも現段階では報道に対するコメントを発表していない。

 LVMHの狙いはウオッチ&ジュエリー部門のさらなる強化だろう。同社は「ショーメ(CHAUMET)」などを擁しているほか、2011年に「ブルガリ(BVLGARI)」をおよそ52億ドル(約5616億円)で傘下に収めている。ライバルであるコンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT)は「カルティエ(CARTIER)」と「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」を、ケリング(KERING)は「ブシュロン(BOUCHERON)」と「ポメラート(POMELLATO)」を擁している。