「WWDJAPAN」は、「ティファニー(TIFFANY & CO.)」特別号を8月18日に発売しました。本号では、アジア最大の旗艦店となる「ティファニー 銀座」を特集し、ストアの全貌からアンソニー・ルドリュ(Anthony Ledru)=社長兼CEOのインタビュー、日本と築いてきた関係性までを全8ページで紹介しています。
「ティファニー 銀座」は地下1階から地上4階までの全5フロア構成で、紙面ではその全貌を詳しく掲載しています。店内は“In Love with Japan”をテーマに、日本文化とブランドのヘリテージを融合。ジュエリー、ブライダル、ウオッチ、ホームコレクションを展開する各フロアには、現代アートやアーカイブピースが点在し、美術館のような空間画広がります。4階には日本初の「ブルー ボックス カフェ」を併設。代々木上原のフレンチ「エテ(ETE)」の庄司夏子シェフが監修し、旬の食材と和の感性を織り込んだメニューを提供します。
また、新旗艦店オープンに合わせて来日したルドリュ社長兼CEOには、本国アメリカに次ぐ世界第2位の市場である日本で、経営トップが描く戦略を伺いました。「前代未聞のプロジェクトに挑戦したかった」と語るルドリュ社長兼CEOが、“カルチャーのハブ”としてあらゆる体験を提供する新旗艦店に込めた思いを明かします。
「『ティファニー』と日本の絆物語」では、1837年の創業以来、ブランドが日本と築いてきた深い結びつきに焦点を当てています。創業者の息子ルイス・コンフォート・ティファニー(Louis Comfort Tiffany)が監修した、藤の花に着想した“ウィステリア テーブル ランプ”や、「ティファニー」屈指のデザイナー、エルサ・ペレッティ(Elsa Peretti)による漆や組ひもを用いた作品、日本での展覧会開催や文化支援など、ブランドの歩みを紹介。日本の美意識とブランドのデザイン、クラフトマンシップの共鳴を読み解き、「ティファニー 銀座」がさらに深く楽しめる1冊です。