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「カシヤマ ザ・スマートテーラー」から婦人靴の新ライン 30万通りのデザイン・サイズでパンプスを提案

 オンワードホールディングス傘下のオンワードパーソナルスタイルは、オーダーメイド業態「カシヤマ ザ・スマートテーラー(KASHIYAMA THE SMART TAILOR)」から婦人靴の新ラインをスタートする。東京・表参道に11月8日オープンするブランド初のウィメンズ専門店と、大阪・本町の店舗で取り扱いを開始する。

 6日、同社はプレス向けに表参道店の内覧会とオーダーパンプスの試着会を実施した。店舗は表参道から小道に入ったビルの2階にある。「一人でオーダーに訪れるということに気恥ずかしさを感じる女性もいることを考え、来店に抵抗のない立地にした」と同社広報。内装は、白を基調に木目調の什器を組み合わせた上質な空間。パンプスのフィッティングサロンはスーツのサロンに併設され、店舗面積は合わせて66平方メートル。予約制はとらず、フリー客にも対応する。

 主なターゲットは20~30代の働く女性。フィッターによる採寸を元に、デザインとサイズ、合わせて30万通りのパターンでパンプスを提供する。国内の協力工場での製造で9900~2万2000円と、比較的値ごろに抑え、納期は最短で1週間。カスタマイズ性の高さに加え、「働く女性にも納得していただけるよう、機能面にもこだわった」(同社広報)。インソールには、女性用パンプスで一般的な低反発ポリウレタンではなく、より衝撃吸収性に優れたマイクロセルポリマーシート“ポロン”を使用することで疲れにくさにも配慮した。

 パンプスのスタイルの決定からフィッティングまでは、店舗に常駐するフィッターがカウンセリングする。パンプスはプレーン、ミュール、バックストラップ型の3種で、トゥの形もポインテッドやラウンドなど3種から、さらにヒールの高さも1.5cm~7.5cmまで2cm刻みで選択が可能。色柄はレザー・合皮素材でそれぞれ22種ずつ用意。サロンの壁面には完成サンプルがずらりと並び、イメージを描きながらデザインを決めることができる。

 その後はゲージサンプルによる試着に移る。サンプルは足長10サイズ×足囲3サイズの合計30サイズを用意。カウンセラーは足囲のフィット感を触って確かめたり、「立って歩いて前すべりがないか」「かかとが浮く感じがないか」などをヒアリングしたりしながら最適なサイズを探る。それでも合ったサイズが見つからない場合は、調整用の中敷きを無料提供。左右で足の大きさが違う場合でも、3000円の追加料金で、片足ずつサイズ違いでのオーダーにも対応する。購入データは会員情報に紐付けられ、2足目以降はECでの注文にも今後対応予定。

 婦人靴のライン単体での売上高目標や出店計画は未定。「今後は直営店や百貨店の平場など、さまざまな形でお客さまとの接点を増やしながら認知度拡大を図っていきたい」という。