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エイ・ネットが「ツモリチサト」事業を終了

 エイ・ネットは、「ツモリチサト(TSUMORI CHISATO)」とのアパレルのライセンス契約の満了に伴い、ブランド事業を終了する。国内は現在店頭で販売中の2019年春夏シーズンまで、海外は19-20年秋冬シーズンまで取り扱う。7月中旬~8月末に、23店舗(うち2店舗は他ブランドとの複合店)の直営店を順次クローズし、オンラインサイトでの販売も終了する予定。

 津森千里デザイナーは自身のデザイン事務所のティー・シィー(T.C)を通してデザイン活動を続けていく。現在、同社が契約を結ぶ京都丸紅との浴衣や着物、コランドとのバッグや革小物、モーダ・クレアとのシューズ、ワコールとのパジャマと下着、ブルーミング中西とのハンカチ、内野とのタオルなどのライセンス商品は継続していく。今後のアパレル事業については、自社または新たなパートナーを得ての再スタートを検討する。

 津森デザイナーは1976年に文化服装学院を卒業後、77年にイッセイ ミヤケインターナショナルに入社し「イッセイ スポーツ(ISSEY SPORTS)」のデザイナーに就任。83年に「アイエス チサト ツモリ デザイン(I.S. CHISATO TSUMORI DESIGN)」にブランド名を変更。90年には津森千里デザインスタジオを設立し、自身のブランド「ツモリチサト」を始動した。85年に毎日ファッション大賞新人賞、2002年に同大賞を受賞。東京やパリでファッションショーを披露してきたことから、デザイナーズブランドとして認知度が高い。今年でブランドスタートから29周年を迎え、昨年末には東京・六本木の21_21デザインサイト(21_21 DESIGN SIGHT)で企画展「ワクワーク(WAKU WORK) ―津森千里の仕事展―」が開催された。

 エイ・ネットのブランド事業は「ツモリチサト」の終了後、「ズッカ(ZUCCA)」「ネ・ネット(NE-NET)」「プランテーション(PLANTATION)」「メルシーボークー、(MERCIBEAUCOUP,)」「タクタク(TAC:TAC)」の5ブランド体制になる。