
コレクションと市場のトレンドは連動しない傾向にあるが、今季の東京コレクションのヘアメイクには共通項が多く見られた。「日常」や「リアル」に着想を得たデザイナーの意向がヘアメイクにも現れたのかもしれない。(この記事は「WWDJAPAN」2025年9月15日号からの抜粋です)
二大カラーが台頭
青と茶、両極に振れた
リップカラーが主役に
春夏シーズンゆえ血色感が際立つオレンジ系が増えるかと思いきや、実際には青みピンクと肌トーンに溶け込むベージュが目立った。鮮やかさを抑えることで抜け感を表現したり、青みでクールな強さを際立たせたりと、対照的な方向性ではあるものの、ブランドの美意識を映し出す主役として機能した。
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