カロリーナ・クチネリ(Carolina Cucinelli)=ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)共同副社長兼クリエイティブディレクターは9月9日(現地時間)、ニューヨークで開催された米「WWD」主催の“ファッション業界で最も影響力のある女性50人”に選出された。ブルネロ・クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)=ブルネロ クチネリ会長兼最高経営責任者(CEO)もまた、歴史上最も重要な 115人のチェンジメーカーに選ばれた。
同フォーラムは、ファッション、ビューティー、リテール分野において顕著な功績を残した女性たちを称え、その活動を広く知らしめる目的で始まり、今年で5回目を迎えた。
「ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)」はイタリアの中世の雰囲気を残した村、ソロメオ発祥の独自の美意識と伝統に重きを置いたブランドだ。カロリーナは授賞式で、イタリアの伝統技巧を守りつつ次世代に向けた革新を先導する、という自身の決意を強調した。さらに「この栄誉ある賞を姉(同ブランドの共同副社長兼クリエイティブディレクターを務める)と分かち合えることをうれしく思う。常に革新を追求しながら、美学に忠実であり続けることを大切にしている。ソロメオという小さな村からニューヨークへとやってきて、ファッションにおける女性の創造性と革新について語ることができたのは、私たちにとって非常に感慨深い。この栄誉は日々共に働く仲間たち、とりわけ女性たちに捧げられるものだ」と述べた。
クチネリ会長兼CEOは、「カロリーナの受賞は、私自身にとっても大きな喜びであり誇らしいものだ。また、自分自身がファッション界におけるポジティブな変革をもたらした 115 人の一人として選ばれたことに、深く感動している。私たちが家族とともに育んできた“ジェントル・ラグジュアリー”が評価されたことはこれ以上ない喜びである。Grace(優美さ)と Beauty(美)の名のもとに、人類の精神的・経済的成長のために尽力されているすべての方々に、心より感謝している」とコメントしている。