ニューヨーク、ロンドン、ミラノに続き、2026年春夏パリ・ファッション・ウイーク(通称パリコレ)が9月29日に開幕した。10月7日まで9日間にわたって開催される今季は、公式スケジュールにいつもよりも多い111ブランドがラインアップ。ショーやプレゼンテーションで、新作コレクションを発表する。
特に今シーズンは、新たなクリエイティブ・ディレクターやアーティスティック・ディレクターによるデビューショーが盛りだくさんだ。「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」から移籍したマチュー・ブレイジー(Matthieu Blazy)が率いる新生「シャネル(CHANEL)」がいよいよ10月6日にベールを脱ぐほか、「プロエンザ スクーラー(PROENZA SCHOULER)」の創業者であるジャック・マッコロー(Jack McCollough)とラザロ・ヘルナンデス(Lazaro Hernandez)によって生まれ変わる「ロエベ(LOEWE)」は3日に、「ヴァレンティノ(VALENTINO)」での長年の実績で知られるピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)が手掛ける「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は4日に、それぞれ初のコレクションを披露予定。新進気鋭の若手デュラン・ランティンク(Duran Lantink)を起用した「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」、「ボッテガ・ヴェネタ」に移ったルイーズ・トロッター(Louise Trotter)の後任として内部昇格したマーク・ホワード・トーマス(Mark Howard Thomas)による「カルヴェン(CARVEN)」、20年以上名だたるブランドでキャリアを積んできたミゲル・カストロ・フレータス(Miguel Castro Freitas)が就任した「ミュグレー(MUGLER)」もデビューショーを開く。
また、6月の26年春夏メンズ・コレクションでデビューを果たしたジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)による「ディオール(DIOR)」は、初のウィメンズショーを開催。7月にクチュールで披露したグレン・マーティンス(Glenn Martens)が手掛ける「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」も初のプレタポルテをお披露目する。さらに、7月に26年プレ・スプリング・コレクションのショーを行ったマイケル・ライダー(Michael Rider)による「セリーヌ(CELINE)」も初のメーン・コレクションのショーを開く。
また、ショー枠には「ジュリ ケーゲル(JULIE KEGELS)」「メリル ロッゲ(MERYLL ROGGE)」「マティエ フィカル(MATIERES FECALES)」、プレゼンテーション枠には「ガニー(GANNI)」と「ファソン ジャックマン(FAÇON JACMIN)」が新たに加わった。
デビューショーの日時は下記の通り。
ディオール:10/1 14:30(日本時間 10/1 21:30)
ミュグレー:10/2 12:00(日本時間 10/2 19:00)
カルヴェン:10/2 16:00(日本時間 10/2 23:00)
ロエベ:10/3 11:30(日本時間 10/3 18:30)
メゾン マルジェラ:10/4 12:00(日本時間 10/4 19:00)
バレンシアガ:10/4 20:00(日本時間 10/5 03:00)
セリーヌ:10/5 12:00(日本時間 10/5 19:00)
ジャンポール・ゴルチエ:10/5 16:30(日本時間 10/5 23:30)
シャネル:10/6 20:00(日本時間 10/7 03:00)