
7月20日の参院選投開票が近づき、選挙戦が熱を帯びています。
今回の選挙で個人的に注目しているのは、チームみらいの安野たかひろさん。デジタルを核とした変革のビジョンを掲げ、選挙期間が始まる前からYouTubeでコンテンツを継続的に発信している姿勢からは、SNS戦略の巧みさがうかがえます。
有権者との対話を大切にしながら、ときに批判さえも糧にする。完璧でなくてもいい。共感やフィードバックを真摯に受け止め、柔軟にアップデートを続ける。その“イマっぽい”運営手法は、顧客の声に耳を傾け、絶えずプロダクトを改良し続けるD2Cブランドのようです。ただし届ける相手が消費者ではなく有権者ですから、チームみらいは「D2V(Direct to Voter)」な政党と呼べそうですね。
そんな安野さんが、yutoriの片石貴展社長とYouTube上で対談しています。お互いのチャンネルで公開された動画では、ファッションと政治という異分野を、素人目線で覗き合いながら語る様子が印象的でした。対談の中では、安野さんが片石さんに学びを求める場面もありました。ファッションで培われたファンダムの形成や、カルチャー起点のブランディングが、今の政治にも活かせる手法であることを強く感じさせられました。
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